省エネ住宅ポイントで上手にリフォームしよう!
省エネ住宅ポイントは、省エネの貢献する住宅の新築・リフォームに対してポイントを発行する国土交通省の制度です。
平成27年度3月からポイントの発行申請が開始され、新築・リフォームを検討中の方に注目されています。
省エネ住宅ポイントを利用することで、お得にリフォームできるのです。
省エネ住宅ポイントとはどのような制度なのか、ポイントの対象となるリフォームはどのようなリフォームなのかを詳しくご紹介しましょう。
目次
- 省エネ住宅ポイント制度を知ろう!
- 省エネ住宅ポイント制度とポイント
- 省エネ住宅ポイント制度の注意点
- まとめ
1.省エネ住宅ポイント制度を知ろう!
1-1.省エネ住宅ポイント制度とは?
省エネ住宅ポイントは、省エネに貢献する住宅の新築やリフォームし対してポイントの発行し、エコ住宅の普及や需要喚起をするための制度です。
平成27年3月10日からポイント発行申請・商品交換申請の受付が開始され、予算の執行状況に講じて申込が締め切られます。
予算の状況によっては早期締め切りの可能性もあることから、省エネ住宅ポイントも目的にリフォームを計画している場合には、可能な限り限り早めに申込申請を始めましょう。
1-2.省エネ住宅ポイント制度の対象となるリフォームとは?
省エネ住宅ポイント制度の対象となるリフォームについて簡単にご紹介しましょう。
【対象となるエコリフォーム】
- 所有者等が施工者に工事を発注して実施するリフォームが対象
- 窓の断熱改修
- 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
- 設備エコ改修
- その他の工事等(バリアフリー改修・エコ住宅設備の設置・リフォーム瑕疵(かし)保険への加入・耐震改修)
以上のリフォームが省エネ住宅ポイントの対象になります。
詳しい要件もあるので、依頼するリフォーム業者としっかりと話し合った上で計画することが大切です。
1-3.エコリフォームで得られるポイントは?
省エネエコ住宅ポイントで発行されるポイントはリフォームの内容によって決められています。
エコリフォームで得られるポイントについて簡単にご紹介しましょう。
【窓の断熱改修】
- 内窓設置・外窓交換:8,000~20,000ポイント
- ガラス交換:3,000~8,000ポイント
【外壁、屋根・天井または床の断熱改修】
- 外壁:120,000ポイント
- 屋根天井:36,000ポイント
- 床:60,000ポイント
※部分断熱は、上記ポイントの半分
【設備エコ改修】
- 太陽熱利用システム:24,000ポイント
- 節水型トイレ:24,000ポイント
- 高断熱浴槽:24,000ポイント
- 高効率給湯器:24,000ポイント
- 節湯水栓:3,000ポイント
【その他の工事等】
- 手すりの設置:6,000ポイント
- 段差解消:6,000ポイント
- 廊下幅等の拡張:30,000ポイント
【リフォーム瑕疵(かし)保険への加入】
- 1契約当たり:11,000ポイント
【耐震改修】
- 1戸当たり:150,000円
各エコリフォームに応じて、上記のポイントが発行されます。
2.省エネ住宅ポイント制度とポイント
2-1.ポイントって何に使える?
省エネ住宅ポイントでは“ポイント”が付与されるのですが、ポイントの使い道というのも大切な情報です。
そこで、省エネ住宅ポイントの使い道について詳しくご紹介しましょう。
【省エネ住宅ポイントはカタログをチェック!】
省エネ住宅ポイントで交換できる商品は“省エネ住宅ポイント交換商品カタログサイト(http://eco-po.com/)”で無料送付申込や、PDFカタログとしての閲覧可能です。
ギフトカードや旅行券などに加えて、全国の地域産品・国産家具・ご当地グルメなど非常にさまざまな商品と交換することができます。
どのような商品と交換できるのかは、http://eco-po.com/で確認してみましょう!
ポイントは1ポイント=1円が商品の目安です。
2-2.ポイントの即時交換とは?
商品の交換に加えて、省エネ住宅ポイントは“即時交換”ができます。
即時交換はエコリフォームによって取得したポイントを“追加工事およびグレードアップ工事費用に充当できる”ものでリフォームの質を向上できるポイントを利用方法です。
リフォームの質を向上するために利用できることも省エネ住宅ポイントの重要な使い道の一つといえるでしょう。
3.省エネ住宅ポイント制度の注意点
3-1.申請期限に注意!
省エネ住宅ポイントには“申込期限”が定められています。
省エネ住宅ポイントの申込期限は2つ設けられており、いずれかの申込期限に達した時点で終了してしまうので注意が必要です。
2つの申込期限についてご紹介しましょう。
【省エネ住宅ポイント申込期限】
・予算の執行状況による締め切り
省エネ住宅ポイントの予算は905億円と定められています。
申込の実施状況によって予算に達してしまった時点で申請期間が終了してしまうので、確実にポイントを受けたい場合には、できる限り早い段階で申込ましょう。
予算の執行状況は“省エネ住宅事務職ホームページ(http://shoenejutaku-points.jp/)”で確認することができます。
※2015年5月末時点での発行ポイントは87億ポイントです。
・エコリフォームは平成27年11月30日まで
予算の執行状況を問わず、エコリフォームの申込期限は“平成27年11月30日まで”に締め切られます。
予算の執行状況によっては、これよりも早く締め切り期限が来る可能性もある野で注意が必要です。
3-2.申込方法とは?
省エネ住宅ポイントで重要なことは、“申込申請が必要”であることです。
申請をおこなわなければポイントの発行もされないことから、ポイント申請は非常に重要になります。
申請のための書類について簡単にご紹介しましょう。
【申請書類の入手】
申請書類の様式は“省エネ住宅事務職ホームページ(http://shoenejutaku-points.jp/)”でダウンロード可能です。
申請書類様式は、申請の内容によって目的に合わせて使用しましょう。
添付書類に関しては、施工業者が記入する項目もあることから、施工業者に相談しながら進めることが大切です。
申請書類や添付書類の内容については、どのような書類が必要であるのかをしっかりと確認してから進めましょう。
まとめ
省エネ住宅ポイントは、省エネ住宅の普及のために国土交通省がおこなうポイント制度です。
発行されたポイントはさまざまな商品と交換可能で、お得にエコリフォームのできる制度として注目を集めています。
省エネ住宅ポイントとはどのような制度であるのかをまとめてみましょう。
【省エネ住宅とは?】
省エネ住宅は対象となるエコ住宅の建築・購入とエコリフォームに対してポイントが発行される制度です。
ポイントは、受託の新築・購入およびエコリフォームが対象となり、申込をおこなうことで、それぞれ定められたポイントが発行されます。
ポイント発行や商品の交換には“ポイント発行申請・商品交換申請”が必要であり申請書、添付書類については省エネ住宅事務局でダウンロード可能です。
【申請は施工業者に相談して早めにおこなおう!】
省エネ住宅ポイントは“早い者勝ち”の制度です。
予算の額に達した時点で締め切られてしまうので、エコリフォームを考えている場合には施工業者に相談して早めに申請手続きを進めるようにしましょう。