【保存版】庭を上手に目隠しする3つの方法! プライバシーはこれで完璧!

庭を上手に目隠しする3つの方法!

隣家の窓から庭が丸見えで不安を感じている方は多いようです。さらには、テラスの窓が大きくて、道路から室内が見えてしまう…と悩んでいる方もいるかもしれません。プライバシーの意識が大きく高まった現在、やはり自宅の庭・室内が外から見えるというのは不快感があるものです。特にお子さんがいる場合、不審者に目をつけられないか…といった現実的なリスクも考えなければいけません。

こちらでは、そういったエクステリア・外構の不安を解消するために役立つ、目隠しの方法を解説しています。

  1. フェンスを使って庭の目隠しをする!
  2. 塀を建てて庭の目隠しをする!
  3. 植物を用いて庭の目隠しをする!
  4. まとめ

1.フェンスを使って庭の目隠しをする!

フェンスを使って庭の目隠しをする!

もっとも人気がある目隠し方法はフェンスの設置です。一般的なフェンスは隙間があるので、完全な目隠しにはなりません。しかし、まったく見えない状態というのは、あまり居心地が良いものではないのです。内部から外の様子が分からない…ということを意味しますし、風が入らなくなったり、明るさを損なわれたりといった弊害が生じます。

1-1.市販のフェンスを設置する方法

ホームセンターなどで目隠し用のフェンスが販売されているので、それを設置すれば簡単に目隠しをすることが可能になります。値段は1枚あたり、安いものでは1万円台から…とかなりリーズナブルなのが特徴です。

ただ、1枚あたりの大きさは小さく、幅2m・高さ1m未満の製品が大多数を占めています。そのため、目隠し効果に関してはかなり限定的になると考えてください。

また、自分で設置する方式なので固定が不十分になる…という欠点があります。風にあおられたり、人がぶつかったりしただけで転倒する恐れがあるので、安全面で少し不安があるでしょう。ただ、目隠しをしたいスペースが限られている場合、安価に設置できる選択肢として魅力的です。

1-2.リフォーム会社にフェンスを設置してもらう方法

エクステリア・リフォームに対応している業者に依頼すれば、フェンスを設置してもらえます。業者が設置するフェンスの場合、場所に応じて高さ・幅・材質などを細かく指定できるので、ニーズを満たしやすいのがメリットです。

風呂場の窓が近くにあるなら隙間のない竹製フェンス、デザイン性を重視するなら木製フェンス…といったように場所に合わせて選択すると良いでしょう。ガーデニングが好きな方なら、中にはツタ植物を絡ませて用いる金属フェンスなど、ニッチな需要に対応したものも存在します。

また、フェンスでは仰々(ぎょうぎょう)しいと感じるなら、角材を柵のように配置するなど、見た目には“庭の模様替え”といった雰囲気になるようなソフトな方法も可能です。

当然、プロの施工業者が設置するので固定に関しては万全。強風はもちろん、人が軽くぶつかったくらいであればビクともしないでしょう。

市販のフェンスを設置したり、業者にフェンスを設置してもらう方法があるんですね。
安価に設置できる選択肢としては市販のフェンスですが、強度やデザインなどの質で選ぶならば業者に依頼するのがよいでしょう。

2.塀を建てて庭の目隠しをする!

塀を建てて庭の目隠しをする!

プライバシー・セキュリティーを第一に考えるなら、ブロック塀などで完全に囲んでしまう方法も考えられます。ただ、この方法に関しては費用が高額になること以外にも、大きなネックが存在するので注意してください。

塀を建てた場合、隣家から見て“目隠しのために塀を建てた”ことが明らかに分かってしまいます。ほとんどのケースでは何ごともないと思いますが、すでに隣家の何らかの近所トラブルを抱えていた場合、相手が“嫌み・あてこすり”と受け取る恐れがあるのです。

特に、隣家の窓がある方向に塀を建てる場合は注意が必要。窓のすぐ前に塀を建ててしまうと、隣家の日照条件・眺望を大きく損ないます。こういったケースでは、もともとの関係が良好であっても大きなトラブルを引き起こす恐れがあるので、事前にお伺いを立てたほうが賢明でしょう。特に日照権に関しては法的にも認められている権利なので、経緯によっては分が悪くなるかもしれません。

まさか…と思うかもしれませんが、インターネット上には、まさに塀を建てたことで近隣との関係が悪化した例が少なからず掲載されています。実際、相手の立場で考えて、“お宅が覗(のぞ)き見をすると思ったから塀を建てました”と受け取れるような状況であれば、多少の不快感を与えるリスクは理解できるのではないでしょうか。

最終的には“相手がどう思うか”という問題なので、結果を予測するのは難しいですが、こういったリスクがあることを念頭に置いて検討してください。

ブロック塀などで完全に囲んでしまう方法もあるんですね。
費用が高額になるだけでなく、塀を建てたことで近隣との関係が悪化してしまうリスクもあるので要注意です。

3.植物を用いて庭の目隠しをする!

植物を用いて庭の目隠しをする!

庭木を植えるなど、植物を用いて視界を遮(さえぎ)る方法です。単に植物を植えるだけなので、近隣に“なぜ目隠しをしたのか”と邪推されずに済むのが大きなメリットと言えます。事前にそれとなく「庭の緑が足りないから、植木をしようと思っている」と伝えておけば、より効果的です。さすがに、これならば悪印象を与える恐れはないでしょう。

3-1.庭木を植える方法

目隠しが目的であれば、比較的、低い位置に葉をつける常緑樹がおすすめです。人の目線より高い位置にしか葉がつかないので意味がありませんし、落葉樹の場合も冬になると目隠し効果が失われます。

人の目線を遮(さえぎ)りたいなら、おすすめはシマトネリコという樹木です。木の幹が枝分かれする植え、ちょうど顔の高さあたりから葉がつくので、目隠し効果が高くなります。

逆に高さを重視せず、柵のようなイメージで考えているなら、フェイジョアが良いでしょう。単体では小さいので、いくつか並べて植えるとフェンスの役割を果たしてくれます。

3-2.鉢植えを使う方法

庭木を植えるのは費用面で不安がある…という場合、鉢植えで目隠しをすることも可能です。植物にはいろいろな種類がありますが、おすすめはレモン・月桂樹(げっけいじゅ)の植木。手入れが簡単な上、枝葉が横に広がるので、いくつかの鉢植えを並べるだけで簡易の目隠しになります。背が低い分、目隠し効果は限定的ですが、簡単なフェンス代わりに使うのであればコストパフォーマンスに優れた方法と言えるでしょう。

3-3.生垣を作る方法

植物を用いて目隠しをするなら、生垣を作るのも1つの手だと思います。ただし、生垣は本来の用途が塀と同じですから、近隣との関係を重視している場合にはあまり効果がないかもしれません。

庭木を植えると目隠しになるんですね。
鉢植えを使うのも一つの手です。また、生垣を作るという方法もあります。

4.まとめ

庭を上手に目隠しするための方法についてのまとめ

以上、開放的すぎてプライバシーに不安がある庭を上手に目隠しするための方法でした。

  1. フェンスを使って庭の目隠しをする!
  2. 塀を建てて庭の目隠しをする!
  3. 植物を用いて庭の目隠しをする!

近隣とのトラブルを上手に回避しながら、ぜひ、居心地の良い家を目指して目隠し方法を検討してみてください。

え?リフォームでここまで出来るの!?