静岡市でクロスを張り替えるには? 壁紙の種類や依頼方法をチェック!
「クロスを張り替えるべきか迷っている」「業者に依頼したほうがよいのか?」とお悩みではありませんか?
クロスを張り替えることで部屋の雰囲気は大きく変わるはずです。「汚れが目立ってきて気になる」「雰囲気を一新したい」というときは、クロスの張り替えを検討してみるとよいでしょう。
この記事では、クロスの種類や張り替え方法、業者に依頼するメリットなどをまとめてご紹介します。
- クロスの張り替えについて
- クロスの張り替え・種類について
- クロスの張り替え方法
- クロスの張り替えリフォームについて
- クロスの張り替えに関するよくある質問
この記事を読むことで、クロスの張り替えについて詳しく分かるはずです。ぜひ参考にして失敗のない張り替えをしてください。
1.クロスの張り替えについて
まずは、クロスの張り替えを検討すべき場合や張り替えのメリットなどをご紹介します。
1-1.クロスとは?
クロスとは、壁や天井に張る内装材のことです。壁に張る場合は「壁紙」とも呼ばれます。クロスを張る目的は、下地の保護や装飾などです。表面に印刷が施されているクロスも多く、木目やコンクリート調などさまざまなデザインを表現することができます。
1-2.張り替えすべき場合
クロスの張り替えを検討すべきなのは、破れや汚れなどの劣化が目立つようになったときです。壁の面積は広いため、劣化が目立つと部屋全体の印象が悪くなってしまいます。クロスを張り替えることで新築のような新しさを取り戻すことができるでしょう。また、クロスの耐用年数は6年といわれています。6年以上経過すると下地を保護する機能なども低下してくるため、張り替えを検討すべきでしょう。
1-3.張り替えのメリット
クロスを張り替えることには以下のようなメリットがあります。
- 雰囲気を変えて気持ちをリフレッシュできる
- 清潔な空間を作り出すことができる
- 臭いが気にならなくなる
2.クロスの張り替え・種類について
クロスの種類や選び方などをまとめました。
2-1.どんなものがあるのか?
クロスの素材や種類などをご紹介します。
2-1-1.素材
クロスの素材には、主に以下のようなものがあります。
- ビニールクロス:最も多く使用されている素材。安価で耐久性が高い
- 紙クロス:和紙・ケナフなどを原料としている。柔らかい質感が特徴
- 繊維クロス:レーヨン・絹・麻などで作られている。定期的にメンテナンスが必要
2-1-2.種類
クロスは以下のような種類に分けられます。
- のりなしタイプ:裏にのりがついていないタイプ。張りたい箇所にのりをつけて張ることができる
- 生のりつきタイプ:裏にのりがついているタイプ。セロファンをはがしながら壁に張りつけていく
- シールタイプ:裏がシールになっているため、既存のクロスの上からも張ることができる
2-1-3.色
クロスにはさまざまな色や柄のものがあります。
- ホワイト系:清潔感を与える
- ブルー系:落ち着きや安らぎを与える
- グリーン系:心身ともにリラックスできる
- オレンジ系:温かみを与える
- ブラック系:重厚感・高級感を与える
2-1-4.機能
最近はさまざまな機能のクロスが登場しています。
- 抗菌機能:抗菌性のフィルムがラミネートされており、有害菌の繁殖を防ぐ
- 消臭機能:消臭剤を配合し、臭いを消す
- 表面強化機能:傷に強いフィルムを表面に張り、強度を高めている
- 汚れ防止機能:表面にフィルム加工を施し、汚れを落ちやすくした
- 抗アレルゲン機能:ダニの死がいやペットのフケ・花粉などのアレルゲンを吸着・抑制する
2-2.選び方
クロスを選ぶ際は、部屋の雰囲気をどうしたいかだけでなく、どのような機能のものを選ぶべきかもしっかりと考えてみてください。たとえば、リビングは家族が最も長く過ごす場所です。機能性も大切ですが、居心地のよい空間にするために色やデザインにこだわって選ぶべきでしょう。また、トイレは消臭機能のあるもの、洗面所はカビ防止のために防カビ機能や汚れに強い機能を持つものを選ぶのがおすすめです。小さな子どもがいる家庭の場合は、傷に強いタイプや抗アレルゲン機能のあるクロスを選ぶのもよいでしょう。
2-3.最近の傾向
最近の傾向としては、柄もののクロスを部分的に張る「アクセントクロス」が人気を集めています。壁の一部分に思わず目を引くような色柄のクロスを張り、空間を演出するというものです。全体的なクロスがシンプルなものでも、アクセントクロスを張ることで個性を出すことができます。
3.クロスの張り替え方法
クロスを張り替えるタイミングや方法についてまとめました。
3-1.張り替えのタイミングとは?
以下のような症状が出てきたら、クロスの張り替えを検討すべきタイミングです。
- 汚れが目立つ・色が変わってきた
- 表面のケバ立ちやシワが目立ってきた
- 表面にカビが生えてきた
- 防水性能や消臭機能などが失われてきた
- クロスの継ぎ目に汚れがたまってきた
3-2.張り替える前に知っておくべきこと、決めておくべきこと
クロスの張り替えをする前に、いくつか知っておくべきことがあります。まず、ほかのクロスとの統一感を考えてクロス選びをしましょう。張り替えた部分だけ浮いてしまい、違和感が出てしまいます。また、大型の家電を買い替えるタイミングでクロスを張り替えるのもおすすめです。エアコンや冷蔵庫などはクロスに跡がついてしまうことがあるため、買い替えと同時に張り替えることで跡が目立たずに済みます。
3-3.自分でできるのか?
クロスの張り替えを自分で行う場合の方法や注意点などをご紹介します。
3-3-1.メリットとデメリット
自分で張り替えるメリットは、やはり「費用を抑えられる」という点でしょう。業者に依頼した場合は施工費や養生のための費用なども含まれるため、自分で張り替えると大幅に費用の節約になります。ただし、失敗する可能性があるというデメリットも考える必要があるでしょう。クロスの中に空気が入り込むなどして見た目が悪くなってしまう可能性は十分にあります。もちろん手間と時間もかかるため、どちらがよいかよく考えましょう。
3-3-2.購入場所
自分で張り替えを行う場合、当然クロスは自分で購入する必要があります。クロスはホームセンターや家具店・インターネットショップなどで購入することが可能です。実際に自分の目で確認した上で購入したいならホームセンターや家具店、より豊富な種類から選んで購入したいならインターネットショップをおすすめします。
3-3-3.必要な道具
自分で張り替えをする際に必要な道具は、以下のとおりです。
- はがし剤
- サンドペーパー
- パテ・ヘラ
- 水性塗料の下塗りシーラー
- 下地おさえ紙
- 壁紙用のり
- マスキングテープ
- 地ヘラ
- ジョイントローラー
- 植え込みブラシ
3-3-4.張り方
張り方の手順をご紹介しましょう。
- 古いクロスをはがす
- 穴や亀裂がある場合はパテを使って埋め、サンドペーパーで下地調整をする
- 水性塗料の下塗りシーラーを塗る
- 壁紙用のりで下地おさえ紙を張る
- クロスを張りつける
- 継ぎ目部分をジョイントローラーでおさえる
- 植え込みブラシで中心から外側に空気を押し出しながら張っていく
- 余分なクロスを切る
3-3-5.注意点
クロスの張り替えを自分で行う場合は、できるだけ2人以上で作業することをおすすめします。1人だとクロスをうまく引っ張ることができず、失敗する可能性が高くなるでしょう。
3-4.プロに依頼する場合
プロに依頼するメリットや費用相場をご紹介します。
3-4-1.メリット
プロに依頼するメリットには、以下のようなものがあります。
- きれいに仕上がる
- 自分の時間や労力を費やす必要がない
- デザインや機能性についての相談に乗ってもらえる
- アフターサービスがある
3-4-2.費用相場
プロに依頼した場合の費用相場は、1㎡あたり1,000~1,500円程度です。クロスのグレードや業者によって料金設定が異なるため、できるだけ事前に複数の業者に無料見積もりを依頼して比較しておきましょう。
3-5.注意点
クロスの張り替え作業をする際には、家具の移動が必要になります。家具の移動もリフォーム業者が行ってくれるのか、自分で行う必要があるのか、事前に聞いておきましょう。業者によっては有料で荷物移動をしてくれるところもあるため、料金も確認しておいてください。
4.クロスの張り替えリフォームについて
業者選びのポイントや注意点などをまとめました。
4-1.業者選びのポイント
リフォーム業者は以下のポイントを参考にして選びましょう。
- 豊富な経験と実績があるか
- 提案力があるか
- 無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容に不明確な点がないか
- 質問に対して的確に答えてくれるか
4-2.工事の流れや期間
一般的なクロス張り替え工事の流れは、以下のようになっています。
- 工事前の説明
- 家具の移動
- 養生
- 古いクロスのはがし作業
- 下地補修作業
- 新しいクロスの張りつけ作業
- 後片付け・チェック
工事にかかる日数は、クロスの張り替えを行う範囲によって異なります。1部屋だけであれば工事は1日で終了する場合がほとんどです。
4-3.相談窓口・シミュレーションについて
静岡市のリフォーム業者「藤ノ家」では、こちらから無料相談を受け付けています。クロスの張り替えに関する悩みや疑問があれば、ぜひ相談してみてください。また、実際の部屋の写真などを使ってクロスをシミュレーションできるサイトなどもあります。仕上がりのイメージを確認するために利用してみるとよいでしょう。
4-4.注意点
悪質なリフォーム業者による被害が全国で報告されています。ずさんな工事をして高額な料金を請求するような業者も存在するため、十分注意してください。特にトラブルが多いのは、飛び込み営業によるリフォームです。不安をあおって契約をせまり、必要のないリフォームをすすめてくる業者もいます。そのような業者は絶対に利用しないようにしましょう。
5.クロスの張り替えに関するよくある質問
「クロスの張り替えを検討している」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.クロスの張り替えでよくある失敗にはどのようなものがありますか?
A.「リフォーム前と雰囲気がほとんど変わらない」「仕上がりがイメージと違う」という失敗が多いでしょう。また、「自分で張り替えて失敗してしまった」という例も多いため、注意してください。
Q.柄もののクロスを選ぶ際の注意点は何ですか?
A.柄の大きさと部屋の広さのバランスを考えて選びましょう。広い部屋には大柄、狭い部屋には小柄のデザインを使用するとバランスがよくなります。
Q.キッチンのクロスはどのようなものを選ぶべきでしょうか?
A.汚れやすくカビが生えやすい場所であるため、お手入れしやすいものを選ぶことをおすすめします。消臭・抗菌・表面強化の機能がついたクロスがよいでしょう。
Q.クロスの寿命を延ばす方法を教えてください。
A.カビが発生しないように室内の換気を行い、汚れが付着したらすぐに取り除きましょう。また、結露を防ぐために除湿器や吸湿剤を使用することも必要です。
Q.クロスが一部分だけはがれてしまいました。どう対処すればよいでしょうか?
A.ゴミやホコリを除去し、クロスの裏にのりやボンドを塗って張りつけましょう。はがれてから時間がたつとクロスが硬くなり、のりやボンドでは付着しなくなってしまいます。早めに対処するようにしてください。
まとめ
いかがでしたか? クロスの張り替えについて、タイミングや張り替え方法、業者に依頼する方法などをまとめてご紹介しました。クロスを張り替えると部屋の雰囲気が大きく変わります。理想の部屋にするためにはどのようなクロスを選ぶべきなのか、どのように張り替えるべきなのか、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。