必見!システムキッチンのリフォーム前に知っておくべき5つのこと
システムキッチンのリフォームをお考えではありませんか? キッチンリフォームの中でも最も多いのが、システムキッチンの交換です。リフォームすることでキッチンの不具合や使い勝手の悪さが改善され、快適なキッチンを手に入れることができたら助かりますよね。この記事では、システムキッチンのリフォームについて詳しくご紹介しましょう。リフォームのタイミングや選び方のポイントなど、ぜひ参考にしてみてください。
- システムキッチンについて
- システムキッチンのリフォームについて
- システムキッチンのリフォーム方法
- システムキッチンのリフォーム工事について
- システムキッチンのリフォームに関するよくある質問
この記事を読むことで、システムキッチンのリフォームについて知っておくべきことが分かるはずです。
1.システムキッチンについて
まずは、システムキッチンの魅力や種類などをまとめました。
1-1.システムキッチンとは?
「システムキッチン」とは、流し台とコンロ・調理台・キッチン収納などが一体となっており、1枚の天板で組み合わさったもののことをいいます。システムキッチンは各メーカーが扱っており、それぞれ独自の特徴を持っているため、よく比較して選ぶ必要があるでしょう。
1-2.システムキッチンの魅力
システムキッチンの最大の魅力は「使いやすい」ということです。段差がないため調理がしやすく、ムダなスペースもありません。あらかじめキッチンに必要な設備がすべて組み込まれているため、昔のキッチンのようにガスコンロやグリルなどを別に購入する必要もないのです。また、完成したシステムキッチンをモデルルームで体験することもできるため、完成後のイメージがしやすいというメリットもあるでしょう。
1-3.種類
システムキッチンには以下のような種類があります。
- L型:コンロとシンクをL字型に配置したスタイル。作業スペースが広くとれ、移動が楽
- I型:コンロやシンクを一直線上に配置したスタイル。カウンターを高めにすることでキッチンの手元を隠しやすい。価格も手ごろ
- アイランド型:キッチンと壁が接することなく、島のように配置したスタイル。解放感があり、家族とのコミュニケーションをとりやすい
- セパレート型:シンクとコンロを別々に分けて配置したスタイル。作業スペースを別々に設けることができ、複数人での料理にも適している
- ペニンシュラ型:キッチンの端一方が壁に接しているスタイル。壁際にコンロがあるため、油跳ねなどの汚れが飛びにくい
1-4.最近の傾向
現在は、新築・リフォームを合わせて9割の家庭がシステムキッチンを導入しています。メーカーには「タカラスタンダード」や「LIXIL」「パナソニック」などがあり、いずれもデザイン性を重視したシステムキッチンが人気を集めているのが現状です。特にペニンシュラ型のシステムキッチンは人気が高く、小さい子どもがいる家庭や家族とのコミュニケーションを重視したい人などに選ばれることが多くなっています。
2.システムキッチンのリフォームについて
キッチンのリフォームをするべきケースやリフォームのメリットなどをご紹介します。
2-1.ダイニングをリフォームする理由
ダイニングのリフォームは、「家族が増えたのでもっと広くしたい」「古くなってきた」「使い勝手が悪い」などの理由で検討する家庭が多いでしょう。ダイニングは家族が食事をする大切なスペースであり、快適な空間であることが望ましいはずです。リフォームすることで理想のダイニングを手に入れることができるでしょう。
2-2.リフォームをしたほうがよい場合とは?
リフォームを検討すべきなのは、以下のような場合です。
- 狭くて使いにくい
- 収納が少ない
- 古くて清潔感がない
- 不具合が頻繁に起こる
2-3.リフォームのメリット
ダイニングをリフォームすることで見た目もきれいになるため、快適な空間で食事をとることができるようになるでしょう。不具合が起こっていた部分も改善され、使い勝手もよくなるはずです。また、「もっと機能性のよいキッチンが欲しい」という希望も叶(かな)えることができます。
2-4.どんなリフォームができるのか?
ダイニングのリフォームにはさまざまなものがあります。システムキッチンを新しいものに交換する場合は、今までと異なるスタイルのものを選ぶことも可能です。そのほかにも、ダイニング全体を開放的にするためのリフォームや、バリアフリーリフォームなどもできます。また、調理台の高さを変更する、収納スペースを増やすなど、部分的なリフォームもできるため、使い勝手がよくなるように検討してみるとよいでしょう。
3.システムキッチンのリフォーム方法
システムキッチンをリフォームするタイミングや工法、選び方のポイントなどをご紹介します。
3-1.リフォームのタイミング
システムキッチンのリフォームを検討するタイミングには、以下のようなものがあるでしょう。
- 家族が増えるので現在のキッチンでは狭い
- 換気扇やコンロ・給湯器などの寿命が近づいている
- 高齢の両親と同居することになったのでバリアフリーにしたい
- 収納が少なくてものがあふれ返ってきた
- キッチン以外のリフォームも検討している
3-2.どんな工法があるのか?
システムキッチンのリフォームには以下のような方法があります。
- システムキッチン以外のキッチンからシステムキッチンへの変更
- システムキッチンからシステムキッチンへの変更
- システムキッチンの一部だけリフォーム
3-3.選び方のポイント
どのようにリフォームするかを選ぶ際には、間取りや動線などをしっかり確認した上で検討することをおすすめします。特に、アイランド型やペニンシュラ型のシステムキッチンに変更する場合は、十分なスペースが必要です。ダイニング自体を広くすることが可能なのか、狭いスペースを有効活用するにはどうしたらよいのかなど、業者に相談して選ぶとよいでしょう。また、動線についてもしっかり考えておく必要があります。実際にキッチンを使用するときのことを想像し、動線に問題がないか確認しましょう。
3-4.費用がかさむリフォームとは?
特に、システムキッチン以外のキッチンからシステムキッチンに変更する場合は、配管の移動などが必要になることもあります。大がかりな工事が必要になるため、費用がかさむ可能性もあるということを覚えておきましょう。また、システムキッチンのスタイルを大幅に変更する場合なども費用が高くなるため、予算に応じて決めるようにしてください。
3-5.リフォーム前に決めておきたいこと
リフォームをする前に、どこをどのようにリフォームしたいと思っているのかを明確にしておきましょう。まずは、現在のキッチンに感じる不満点などを書き出してみるのがおすすめです。その内容を踏まえた上で、どのようなリフォームが必要なのか考えてみてください。また、予算の上限も決めておきましょう。システムキッチンの価格にも幅があるため、どこまで予算をかけることができるか考えておくことをおすすめします。
3-6.プランについて
リフォームにかかる工事費はプランによって異なります。キッチンの移動を伴うのか、位置を変えずに交換するのかで費用は大きく変わってくるため、事前にしっかりと見積もりをとっておきましょう。
3-7.注意点
現在のキッチンで使用している食器棚や家電、ゴミ箱をリフォーム後も使用する場合は、サイズを測っておくことを忘れないでください。「リフォームしたら置けなくなってしまった」ということがないようにしなければなりません。特に食器棚や冷蔵庫などの大きなものは、設置場所によってはキッチン内に入ってくる日光を遮ってしまう可能性もあるでしょう。そういったことも考えた上で設置場所を決めるようにしてください。
4.システムキッチンのリフォーム工事について
システムキッチンのリフォーム工事に必要な日数や、業者選びのポイントなどをご紹介します。
4-1.工事の流れや日数
システムキッチンのリフォーム工事は、一般的に以下のような流れで行われます。
- 業者に無料見積もりを依頼
- 現地調査による正式見積もり
- プランの決定
- 既存キッチンの解体・撤去
- 下地補修
- 配管工事
- 新しいキッチンの取り付け
- 最終調整
工期はリフォームの内容や修繕の有無によっても異なりますが、3~4日で完了する場合が多いでしょう。
4-2.業者選びのポイント
システムキッチンのリフォーム工事を依頼できる業者は、全国にたくさんあります。その中でも、信頼できる良心的な業者を選ぶためのポイントは以下のとおりです。
- 豊富な実績があるか
- 無料見積もりを受け付けているか
- 親身に相談に乗ってくれるか
- 料金体系が分かりやすいか
- アフターフォローがしっかりしているか
4-3.相談や費用について
工事にかかる費用については、業者によって違いがあります。事前に複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較してみることで大まかな相場を知ることができるでしょう。静岡のリフォーム業者「藤ノ家」では、お得なセット料金も用意されています。こちらから無料相談を受け付けているため、利用してみるとよいでしょう。
4-4.注意点
リフォーム業者の中には悪質な営業をしているところもあるため、十分注意してください。特に、突然訪問してきて強引にリフォームをすすめてくるような業者は利用しないようにしましょう。必要のないリフォームを迫られ、高額な料金を支払ってしまった人の例も報告されています。
5.システムキッチンのリフォームに関するよくある質問
「システムキッチンのリフォームについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.システムキッチンの寿命はどのくらいですか?
A.一般的には10~20年といわれています。ただし、もちろん機器の使用頻度やお手入れの具合などによっても変わってくるでしょう。
Q.システムキッチンの素材にはどのようなものがあるのですか?
A.天板部分の素材には、ステンレスや大理石・天然石・メラミン・木・タイルなどがあります。
Q.対面キッチンのメリットとデメリットを教えてください。
A.メリットは、家族とのコミュニケーションをとりやすいということ、解放感があることなどです。その反面、リビングやダイニングが狭くなる可能性があること、料理の匂いが広がりやすいというデメリットがあります。
Q.キッチンのリフォームには、具体的にどのような工事が必要になるのでしょうか?
A.既存のキッチンを解体する大工工事のほか、電気工事やガス工事・配管工事・設備工事・新しいキッチンの組み立て工事などが必要になります。
Q.キッチンのリフォームでよくある失敗とはどのようなものですか?
A.「キッチンタイプを変更したらスペースが狭くなった」「調理台の高さが自分の身長と合っていない」などの失敗例が多いでしょう。また、「発注した内容とイメージが違った」ということもあるため、事前に業者としっかりとコミュニケーションをとっておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか? システムキッチンのリフォームについて、適切なタイミングやキッチンの選び方、リフォーム方法などを詳しくまとめました。理想のキッチンを手に入れるためには、リフォームの目的を明確にして業者選びも慎重に行う必要があります。ぜひこの記事を参考にして満足できるリフォームをしてください。