システムキッチンの選び方を紹介! 使いやすいキッチンの条件とは?

「システムキッチンの選び方に迷っている」「どんな種類があるのか?」とお悩みではありませんか? 毎日使うキッチンだからこそ、見た目も使い勝手もよいものを選びたいですよね。システムキッチンにはさまざまな種類やタイプのものがあるため、それぞれの特徴やメリットなどを知っておくとよいでしょう。

この記事では、システムキッチンの種類や選び方・施工業者を選ぶ際の注意点などをまとめてご紹介します。

  1. システムキッチンを選ぶ前にここを確認!
  2. システムキッチンにはどんな種類があるのか?
  3. システムキッチンの選び方を紹介
  4. システムキッチンの施工会社を選ぶポイント
  5. システムキッチンの選び方に関するよくある質問

この記事を読むことで、使いやすいキッチンの高さや型・優良な施工業者を見つけるポイントなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.システムキッチンを選ぶ前にここを確認!

まずは、システムキッチンを選ぶ前に確認しておくべきことをまとめました。

1-1.間口のサイズを測っておく

既存のキッチンと同じ場所に新しいシステムキッチンを設置する場合は、必ず間口のサイズを測っておいてください。サイズが違いすぎると設置できない可能性もあります。また、新しいシステムキッチンをどのサイズから選べばよいか分かるでしょう。

1-2.予算を決めておく

大まかな予算を決めておくことも必要です。システムキッチンの費用はデザインや機能性によって大きく幅があり、70万~200万円前後となっています。予算をどのくらいにするかで選ぶキッチンを絞ることができるため、事前に考えておくとよいでしょう。

1-3.既存のキッチンに対する不満点を挙げる

現在使用しているキッチンに対して不満や問題点があれば、すべて挙げてみましょう。「ワークトップが低くて使いにくい」「収納スペースが少ない」など、いろいろあると思います。そうした問題点を改善するためには、どのようなシステムキッチンを選ぶべきか考えてみてください。

2.システムキッチンにはどんな種類があるのか?

システムキッチンの主な種類をご紹介しましょう。

2-1.I型

I型キッチンは、シンクからコンロまでが横一直線に並んでいるキッチンのことをいいます。横幅の長さは160cm前後~300cm前後で調整可能なので、どんな間取りにも対応しやすいのが特徴です。

2-2.Ⅱ型

シンクとコンロが別のラインにあるのがⅡ型キッチンです。動線が短いため効率よく作業できること・作業スペースが広いことなどがメリットでしょう。ただし、キッチンの間取りがある程度広くないとスペースを確保できません。

2-3.L型

L型キッチンは、シンク面とコンロ面が直角で向かい合うスタイルのキッチンです。I型に次いで多いレイアウトとなっています。作業スペースが広く、調理や配膳を効率よく行うことができるため、二人でキッチンに立ってもスムーズに作業することが可能です。

2-4.U型

U型キッチンは「コの字型キッチン」とも呼ばれており、シンクやコンロがキッチンの中央を囲むようにレイアウトされています。方向転換するだけで別の作業ができるため、効率よくキッチンを使いたい人におすすめです。また、大容量の収納スペースを確保できる点もメリットでしょう。

2-5.アイランド型

シンクや作業スペース・コンロ台が「島」のように独立してレイアウトされているのが、アイランド型キッチンです。キッチンの両サイドから出入りできるため、複数人での調理も効率的にできるのがメリットでしょう。リビングに近い位置に配置することもできるので家族とのコミュニケーションがとりやすいという特徴もあります。

3.システムキッチンの選び方を紹介

システムキッチンを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

3-1.生活スタイルに合ったレイアウトか

どのレイアウトが生活スタイルに合っているか考えてみましょう。たとえば、小さな子どもがいる家庭やコミュニケーションを重視したい家庭には、対面型のキッチンがおすすめです。開放感にこだわりたいのであれば、アイランド型のキッチンを選ぶとよいでしょう。反対に、「料理に集中したい」「リビングの空間を広く使いたい」という場合は、壁に向かって設置するタイプのキッチンをおすすめします。

3-2.作業スペースの広さは十分か

作業スペースの広さも重要なポイントです。特に、複数人で調理することが多い家庭では、広い作業スペースが必要になるでしょう。作業スペースが狭いと使い勝手の悪いキッチンになってしまいます。

3-3.作業台は使いやすい高さか

作業台の高さもチェックしましょう。低すぎたり高すぎたりすると長時間の作業がつらくなってしまいます。使いやすい作業台の高さには個人差があるため、ショールームで実際の高さを確認しておくのがおすすめです。

3-4.通路の広さは十分に確保できているか

キッチンの通路にも十分な広さが確保できるかチェックしましょう。通路が狭いと家族とすれ違う際にぶつかりやすくなるなど、使い勝手の悪さが出てしまいます。

3-5.キッチン全体を使いやすくレイアウトできるか

キッチン全体のレイアウトについても考えておく必要があります。冷蔵庫や食器棚を使いやすい位置に設置できるかチェックしてください。作業台からの距離が遠すぎると効率が悪くなってしまいます。

3-6.収納の大きさと使いやすさはどうか

収納スペースの大きさや位置もチェックしましょう。収納したいものが入りきる大きさか、出し入れしやすい位置にあるかによって、キッチンの使い勝手は変わってきます。吊戸棚付きのキッチンを選ぶ場合は、自分の身長に合った高さかどうかも確認しておきましょう。

4.システムキッチンの施工業者を選ぶポイント

システムキッチンの設置を依頼する業者は、以下のポイントを参考に選ぶとよいでしょう。

4-1.施工実績が豊富か

過去の施工実績が豊富かどうかをチェックしましょう。ホームページに過去の施工例を掲載している業者も多いため、参考にしてください。施工実績が豊富ということは、その分、キッチンリフォームに関する知識や技術を持っているということです。安心して工事を任せることができるでしょう。

4-2.見積書の内容は明確か

見積書の内容も細かくチェックしましょう。「工事一式」と書かれていて詳細が記載されていない場合や、専門用語が多くて何が書いてあるのか分からない場合などは、すぐ業者に確認してください。その対応の仕方によっても、良心的な業者かどうか判断できるはずです。また、見積書を出さない業者や、提出期限を守らない業者などは、利用しないほうがよいでしょう。

4-3.アフターフォローは充実しているか

アフターフォローの内容は業者によってさまざまです。工事後のトラブルにすぐ対応してもらえるか、工事保証はいつまでつくのか、無料点検はしてもらえるのかなど、必ず事前に確認してください。

5.システムキッチンの選び方に関するよくある質問

「システムキッチンの選び方について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.一般的に「使いやすい」と感じるワークトップの高さはどのくらいですか?
A.「身長÷2+5cm」が使いやすい高さといわれています。ただし、感じ方には個人差があるため、参考程度にするとよいでしょう。

Q.システムキッチンの人気メーカーはどこですか?
A.LIXILやパナソニック・TOTO・クリナップなどが人気でしょう。

Q.独立型キッチンのメリットを教えてください。
A.調理中の臭いや煙が広がりにくいこと・来客があってもキッチンを見られずに済むことなどがメリットです。

Q.システムキッチンのリフォーム費用を節約する方法はありますか?
A.複数のリフォーム業者に無料見積もりを依頼し、比較して選ぶのがおすすめです。

Q.システムキッチンのリフォーム工事にかかる期間はどのくらいかかりますか?
A.キッチンの交換だけなら2日ほど、床やクロスの交換も行う場合やキッチンの位置を変える場合などは2週間ほどかかることもあるでしょう。

まとめ

システムキッチンを選ぶポイントや施工業者選びの注意点などをまとめてご紹介しました。キッチンは毎日使う場所なので、使い勝手にもこだわって選ぶのがおすすめです。自分の家庭にはどんなキッチンが合っているのかをよく考えて選び、失敗のないリフォームをしてください。

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