外壁塗装中に必要な防犯対策を紹介! 空き巣に狙われやすい理由は?
「外壁塗装中の防犯対策はどうすればよいのか?」と不安に思う人は多いでしょう。外壁塗装中は建物の周りに足場を組むことになるため、防犯上の不安が大きくなります。夜中に足場をのぼって空き巣が侵入したケースも少なくありません。安心して外壁塗装を依頼するためには、一体どうすればよいのでしょうか。
この記事では、外壁塗装中の家が犯罪に遭いやすい理由やおすすめの防犯対策などをご紹介します。
- 外壁塗装中に起こりうる犯罪は?
- 外壁塗装中の家が狙われやすい理由3つ
- 外壁塗装中の防犯対策を紹介
- 外壁塗装中の防犯に関するよくある質問
この記事を読むことで、外壁塗装中に防犯対策が必要な理由や、今すぐできる防犯対策の内容などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.外壁塗装中に起こりうる犯罪は?
まずは、外壁塗装中に起こりやすい犯罪にはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。
1-1.敷地内のものを盗まれる・壊される
外壁塗装中は、庭や玄関先に置いてあるものを盗まれたり壊されたりする被害が発生しやすくなります。工事中は敷地内に業者が出入りするため、見知らぬ人が目に入っても気にならないのが普通でしょう。そのことを逆手に取り、ものを盗んだり壊したりするために侵入する犯罪者も多いのです。
1-2.室内を盗撮される
窓や玄関にカメラを仕掛けられ、盗撮の被害にあうケースも珍しくありません。設置してある足場を利用して2階の窓付近までのぼり、夜間にカメラを仕掛ける例もあるのです。外壁塗装中は窓を開ける機会も少なく、カメラが設置されていることに気づきにくいのも、被害が増える原因の一つでしょう。
1-3.空き巣に入られる
最も多いのが、足場を利用して空き巣に侵入される例です。作業員を装って足場をのぼり、室内に侵入するケースが多くなっています。簡単に侵入できるため、出ていくのも簡単です。「いつの間にか空き巣に入られていて犯人が見つかっていない」という例も少なくありません。
2.外壁塗装中の家が狙われやすい理由3つ
外壁塗装中の家が狙われやすい理由には、以下のようなものがあります。
2-1.2階からの侵入が可能になる
外壁塗装では建物の周囲に屋根付近の高さまで足場を組むことが多いため、空き巣が2階から侵入しやすくなります。通常だと空き巣の侵入口になるのは1階の窓や勝手口などが多いと思いますが、足場があることで普通では考えにくい2階からの侵入が可能になってしまうのです。そのため、外壁塗装中の家を狙う空き巣が多いといわれています。
2-2.養生シートによって外部から見えにくくなる
外壁塗装中は、足場を組んだ上から養生シートを張って建物を覆います。養生シートは塗料が周囲に飛び散らないように保護するためのものです。この養生シートにより、足場に人がいても外部から見えにくくなってしまいます。つまり、空き巣にとっては好都合な状況を作り上げてしまうことになるのです。
2-3.人の出入りが多い
前述したとおり、工事中は業者が頻繁に出入りするため、不審者に気づきにくいというのも犯罪が起こりやすい理由の一つです。本物の作業員の顔を記憶していなければ、作業員になりすまして侵入してきた犯人がいても気づくことはないでしょう。空き巣犯にとって「侵入できる確率が高い家」と判断されることになります。
3.外壁塗装中の防犯対策を紹介
外壁塗装中にできる防犯対策には、どのようなものがあるのでしょうか。
3-1.戸締まりをしてカーテンを閉める
最も大切なのが、戸締まりをしっかりすることです。1階のベランダや窓はもちろんのこと、2階の窓も必ず施錠してください。施錠だけで不安な場合は、窓サッシに取りつけて固定する「ウィンドウロック」を利用するとよいでしょう。また、盗撮を防止するためにも、すべてのカーテンを閉めるようにしてください。
3-2.足場の出入り口に扉と鍵をつける
足場の出入り口に扉と鍵をつけ、関係者以外が侵入できないようにする方法もあります。出入り口をふさいでしまえば空き巣が簡単に侵入することはできません。扉や鍵の取りつけが可能か、施工業者に相談してみるとよいでしょう。
3-3.防犯装置を設置する
防犯用のセンサーライトやカメラなど、防犯装置を設置するのも一つの方法です。しっかり対策しているという印象を与えるだけでも、十分な防犯対策につながります。業者に依頼すれば防犯装置を設置してくれる場合もあるため、確認してみてください。
3-4.留守中は電気をつけっぱなしにする
外壁塗装中は、夜間留守にする際も十分注意が必要です。ただでさえ狙われやすい環境の中で、留守にしていることを悟られるとターゲットにされる確率が高くなります。玄関やリビングだけでも電気をつけっぱなしにして出かけるとよいでしょう。
4.外壁塗装中の防犯に関するよくある質問
「外壁塗装中の防犯について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。
Q.外壁塗装工事にはどのくらい日数がかかりますか?
A.平均的な2階建ての一軒家で2週間前後です。
Q.足場の設置と解体は何日くらいでできるのでしょうか?
A.設置も解体も1日で完了する場合がほとんどです。
Q.空き巣の侵入経路として多いのは、玄関と窓のどちらでしょうか?
A.60%が窓からの侵入といわれています。玄関は防犯対策が施されていることが多く、開けるのに時間がかかるためです。
Q.防犯対策のために、足場の周りに音が鳴るものを置くとよいといわれました。何かよい方法はありませんか?
A.地面に砂利を敷くのがおすすめです。歩くと音が響くので空き巣に狙われにくくなるでしょう。
Q.外壁塗装業者を選ぶポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・防犯対策について提案してくれるか・無料見積もりを受け付けているかなどをチェックするとよいでしょう。
まとめ
外壁塗装中に起こりやすい犯罪や犯罪を防止するための対策などを詳しくご紹介しました。外壁塗装中の家は空き巣に狙われやすいといわれています。なぜターゲットにされやすいのか、その理由を知り、効果的な防犯対策を考えなければなりません。ぜひこの記事を参考に、安全に外壁塗装を依頼してください。