外壁の落書きを消す方法は? 業者への依頼方法や予防対策も!
「外壁の落書きの消し方を知りたい」とお困りではありませんか? 外壁に落書きされてしまったとき、途方に暮れる人も多いでしょう。
しかし、適切な道具を使えば自分できれいに消すことも可能です。自分で消すのが難しい場合は、プロに依頼することも検討しましょう。
この記事では、外壁の落書きを落とす手順や業者に依頼する方法などを詳しくご紹介します。
- 自分で外壁の落書きを消す手順
- 外壁の落書きを業者に落としてもらう場合
- 外壁の落書きを予防するには?
- 外壁の落書きに関するよくある質問
この記事を読むことで、外壁の落書きを自分で落とすときに用意すべきものや、業者に依頼するメリットなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.自分で外壁の落書きを消す手順
まずは、外壁の落書きを自分で消す方法について、必要な道具や手順などをご紹介しましょう。
1-1.落とし方に合わせて道具を用意する
外壁の落書きを落とす方法はいくつかあるため、方法に合わせて必要な道具を用意しましょう。落書き落としの効果が特に高いのは、メラミンスポンジやアルカリ性洗剤を使う方法です。メラミンスポンジを使わなくてもタワシで落ちる可能性もあるので用意しておくとよいでしょう。また、市販のコンクリート用洗剤や高圧洗浄剤があればより確実に落書きを落とすことができるはずです。
1-2.使いやすい溶剤を選ぶ
市販のコンクリート用洗剤にはさまざまなタイプのものがあります。主にスプレータイプのものが多くなっていますが、ハケを使って塗るタイプのものもあるため、使いやすさを考えて選ぶとよいでしょう。
1-3.落書きを消す手順は?
自分で外壁の落書きを消す手順は、以下のとおりです。
- 落書きの部分に市販のコンクリート用洗剤を吹きかける、または塗る
- 5~10分ほど放置して溶剤をしみ込ませる
- 汚れがひどい場合は新聞紙かラップで覆う
- タワシやメラミンスポンジを使って汚れをこすり落とす
- 水で洗剤と汚れをしっかり洗い流す
1-4.知っておきたい注意点
外壁の落書きを消すにあたっていくつか知っておくべき注意点があります。まず、できるだけ早く消すことです。落書きをされてから時間が経過すればするほど、外壁に定着して落としにくくなります。そのため、落書きに気づいたらすぐに落とすのがおすすめです。また、溶剤の選び方や使い方を誤ると外壁の塗装を落としてしまう可能性があるため、しっかり説明書を読み、正しい手順で行ってください。
2.外壁の落書きを業者に落としてもらう場合
業者に依頼して外壁の落書きを消してもらう方法もあります。
2-1.自分で落とすのが難しい場合は業者へ
「自分で落とす時間がない」「落書きの範囲が広い」など、自分で落とすのが難しい場合もあると思います。そんなときは業者へ依頼すべきです。無理に自分で消そうとして外壁を傷つけてしまと、さらに余計な修理費用がかかってしまいます。
2-2.短時間で完璧に落としてもらえる
業者に依頼するメリットは、短時間で完璧に落書きを落としてもらえるという点でしょう。自分で消そうとすると道具を用意するところから始める必要があるため、時間がかかってしまいがちです。時間をかけてもきれいにならず、がっかりしてしまうこともあるでしょう。専用の道具と知識を持つ業者に依頼することで、そのような心配はなくなるはずです。
2-3.高圧洗浄機を用いるのが一般的
業者に落書き落としを依頼した場合、高圧洗浄機を用いた方法で行うのが一般的です。プロの業者が使用しているのは市販されている高圧洗浄機より性能がよいため、すぐれた効果を発揮します。
2-4.1㎡あたり5,000円前後が相場
業者に落書き落としを依頼した場合の費用相場は、1㎡あたり5,000円前後となっています。落書きの範囲や程度によって費用も変わってくるため、必ず事前に見積もりを出してもらいましょう。
2-5.信頼できる業者選びを
業者を選ぶ際は実績やサービス内容・料金などチェックすべきポイントがいろいろあります。信頼できる優良な業者を選ぶためにも、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
- 豊富な実績があるか
- 料金体系が明確か
- 見積書に不明確な項目はないか
- アフターフォローの内容が充実しているか
- 丁寧でスピーディーな対応か
3.外壁の落書きを予防するには?
外壁の落書きを予防するための対策や注意点をご紹介しましょう。
3-1.外壁にコーティング剤を塗布する
外壁への落書きを予防する手軽な対策として、コーティング剤を塗布する方法があります。外壁に塗っておけば落書きされてもすぐ落とすことが可能です。使いやすいスプレータイプのものも市販されているのでチェックしてみるとよいでしょう。
3-2.ガラスコーティング塗料を選ぶ
落書き予防におすすめなのが、インクをはじく性質を持つガラスコーティング塗料です。ほかの塗料に比べて高額にはなりますが、外壁の劣化も防いでくれるため、建物の寿命を延ばすことができるのは大きなメリットでしょう。
3-3.向かない外壁材もあるので注意
ガラスコーティング塗料はサイディングの外壁材には向かないので注意が必要です。コンクリートやタイルの外壁材にだけ使用するようにしましょう。そういった知識をしっかり持っている施工業者に依頼することをおすすめします。
4.外壁の落書きに関するよくある質問
「外壁の落書きを消したい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。
Q.外壁の落書きを消しゴムで落とすことができるというのは本当ですか?
A.外壁材にもよりますが、可能な場合もあります。ただし、時間がかかる作業なので広範囲の落書きにはおすすめはできません。
Q.市販のコンクリート用洗剤を使用する際は手袋などをしたほうがよいですか?
A.強力な溶剤もあるため、皮膚に付着すると肌荒れの原因になる場合もあります。ゴム手袋などを着用して使用するのがおすすめです。
Q.自分で高圧洗浄剤を使用する際の注意点を教えてください。
A.水圧が強すぎると外壁材を傷めてしまうので注意が必要です。また、水の飛散によって隣家に迷惑をかけないように気をつけましょう。
Q.業者に依頼する場合、少しでも費用を抑えるにはどうすればよいですか?
A.複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較して選ぶとよいでしょう。
Q.悪質な外壁補修業者に多い特徴を教えてください。
A.突然訪問してきて強引に補修をすすめてくる業者や、見積書に詳細を記載していない業者などは注意が必要です。
まとめ
外壁の落書きを消す方法について詳しくご紹介しました。外壁の落書きは建物の見た目を悪くします。放置すると落ちにくくなるため、できるだけ早めに対処しなければなりません。ぜひこの記事を参考に、どうやって落書きを消すか考えてみてください。