外壁が色あせる原因は? 塗り替えの判断基準や注意点を詳しく解説!
「外壁が色あせてしまったけど、何が原因なのだろう」「色あせした外壁のを塗り替える基準や注意点を詳しく知りたい」とお考えではないでしょうか? 外壁は、経年や紫外線などさまざまな理由で色あせることがあります。外壁の色あせは建物の印象を大きく左右するので、とても気になるものです。しかし、実際に塗り替えるとしてもどんな色がよいのか、どんな点に注意すべきかなどよく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、外壁の色あせについて詳しく解説します。
- 外壁の色あせが起こる原因は?
- 外壁の色あせを放置するとどうなる?
- 外壁の色あせが目立つ色
- 外壁の色あせが目立たない色
- 外壁を塗り替えるかどうかの判断基準
- 外壁を塗り替えるときの注意点
- 外壁の塗り替えは藤ノ家がおすすめ
- 外壁の色あせに関するよくある質問
この記事を読むことで、外壁の色あせの原因や塗り替えのポイントなどがよく分かります。外壁の色あせが気になっている方は、記事を読んでみてください。
1.外壁の色あせが起こる原因は?
最初に、外壁の色あせが起こる原因について見ていきましょう。
1-1.経年
外壁の色あせは、経年によって起こります。どんな塗料にも寿命があり、経年により徐々に劣化して色あせていくものです。色あせは、塗料の劣化が始まるサインともいえます。外壁塗装をしてから数年以上経過して色あせが目立つようになったら、塗料の劣化がより進む前に、早めの塗り替えを検討するとよいでしょう。
1-2.紫外線
紫外線も、外壁の色あせが起こる原因の一つです。紫外線が塗料の色素分解を促すことで、色あせが発生します。同じ建物でも、日当たりがよい場所のほうが外壁の色あせが早く進むため、日当たりが悪い場所と比べて、色の違いが気になることもあるでしょう。なお、耐紫外線効果のある塗料を使用することで、紫外線による色あせを抑えることは可能です。
1-3.風雨
外壁の色あせは、風雨の影響によっても起こります。雨の成分が外壁に付着すると、塗料の成分と化学変化を起こして色あせを起こすのです。また、雨に含まれたり風に乗って運ばれたりした汚れも、色あせの原因になります。風雨による色あせを防ぐには、大雨や台風などの後、外壁に付着した汚れをホースの水で流しておくことがおすすめです。
1-4.間違った手入れ
間違った手入れも、外壁が色あせる原因になります。特に、洗浄剤を使用して外壁を洗浄するときは注意が必要です。洗浄剤の成分が外壁の色まで落としてしまい、色あせてしまうことがあります。また、洗浄ブラシでゴシゴシこすることも厳禁です。自分で外壁を洗浄するときは、なるべく水だけでそっと表面の汚れを流す程度にしておきましょう。
1-5.施工不良
施工不良も、外壁の色あせが起こる原因です。たとえば、下地材や塗料をきちんと乾燥させないことで塗料の劣化が早まり、色あせにつながることがあります。乾燥不足により塗膜の定着不良が起こり、塗膜の劣化が進行して色あせる原因になるのです。施工不良は、塗装完了後数年程度してから見つかることも多いので、注意してください。
2.外壁の色あせを放置するとどうなる?
外壁の色あせを放置すると、どんな影響があるか見ていきましょう。
2-1.建物の美観を損ねる
外壁の色あせを放置すると、建物の美観を損ねます。外壁が色あせている建物は、実際の築年数より古く見えるのがデメリットです。外壁の印象は、想像以上に強く残ります。特に、店舗や企業の建物で、ブランドイメージを大切にする場合は、外壁の色あせを放置するデメリットが大きくなるでしょう。
2-2.建物の資産価値が低下することがある
外壁の色あせを放置すると、建物の資産価値が低下することがあります。外壁は面積が広いこともあり、建物の印象を大きく左右するからです。外壁が色あせた建物は、手入れが行き届いていない印象を与えるほか、美観を損なうため、相場より安く見積もりされてしまうことがあります。建物の売却や賃貸を考えているのなら、外壁の色あせを放置してはいけません。
2-3.外壁材の劣化が進むことがある
外壁材の劣化が進むことがあるのも、外壁の色あせを放置してはいけない理由になります。単なる色あせだけなら、建物の強度などに直接影響することはありません。しかし、実際に外壁をよく観察してみると、小さなひび割れや外壁材の脱落などを併発していることがよくあります。状態によっては、雨水や汚れが入り込んで外壁材の劣化を招き、雨もりが発生したり建物の強度が落ちたりする原因になるため、注意が必要です。
2-4.悪質業者のターゲットになりやすくなる
外壁の色あせを放置すると、悪質業者のターゲットになりやすいのもデメリットです。外壁が色あせていると、建物の手入れをしていない印象になります。すると、悪質業者が簡単にだませそうだと判断することがあるのです。実際に、外壁の色あせが目立つ建物に住んでいる人は、悪質業者の被害に遭いやすい傾向があるので気を付けましょう。
3.外壁の色あせが目立つ色
外壁の色あせが目立つ色について、具体的に解説します。
3-1.赤
赤は、色あせが目立つ色の代表格です。赤が色あせると、白っぽくなったり黄色っぽくなったりします。最初は鮮やかな印象だったのが、徐々にパステルカラーのようなやわらかな印象に変化するのが特徴です。特に、日当たりのよい場所は早く色あせてしまうため、赤で外壁塗装をするのはおすすめしません。また、赤は圧迫感が強い色でもあるので、建物の目的によってはミスマッチが起こることがあります。
3-2.黄色
黄色も、色あせが目立つ色といえます。塗装したばかりの頃は鮮やかでも、徐々に色あせて白っぽくなるのが特徴です。また、黒い汚れが目立ちやすく、色あせと相まって古ぼけた印象になりやすいので注意してください。また、黄色は注意喚起を促す色でもあるため、外壁のように広い面積に使うと、見る人に不安な印象を与えることがあります。外壁を黄色で塗りたい場合は、デメリットの多さを理解することが必要です。
3-3.紫
紫も、色あせが起こりやすい色になります。紫が色あせると茶色っぽくなり、パッと見て汚れているような印象になるのが特徴です。特に濃い紫は、強いインパクトや圧迫感があります。また、周囲の建物から浮きがちなこともあり、外壁の色として積極的にはおすすめしません。
4.外壁の色あせが目立たない色
外壁の色あせが目立たない色には、どんなものがあるのでしょう。
4-1.黒
黒は、色あせが目立たない色の一つです。黒は高級感があり、引き締まって都会的な印象を与えます。高級感のある建物に見せたいのなら、黒を外壁の色に選ぶとよいでしょう。色あせしにくく、長く美しい状態を楽しむことができます。ただし、白っぽい汚れが付着すると目立つので、こまめな洗浄が必要です。また、黒は外壁の表面温度が上がりやすいので、塗料は断熱性に優れたものを選ぶとよいでしょう。
4-2.白
白の外壁も、色あせが目立ちにくいといえます。白は明るくフレッシュな印象を与え、万人に好まれる色でもあるため、家の外壁に選ばれることが多いのが特徴です。どんな屋根色とも相性がよいのもメリットといえるでしょう。ただし、白は黒っぽい汚れが目立ちやすいため、土ボコリなどの汚れが付着したらなるべく早めに落としておくことがおすすめです。
4-3.青
色あせが目立ちにくい色として、青も挙げられます。ナチュラルでさわやかな印象の外壁になるため、ファミリー向けの家におすすめの色です。また、青は、汚れも目立ちにくいのもメリットになります。外壁を手入れする時間がなかなか取れない、なるべく手間をかけずに美観を維持したいといった場合にもよいでしょう。ただし、濃い青は白っぽい汚れが付着すると目立つので、気を付けてください。
5.外壁を塗り替えるかどうかの判断基準
外壁を塗り替えるかどうか、どんな基準で判断すべきか具体的に見ていきましょう。
5-1.外壁の塗り替えを急がなくてもよい場合
外壁の塗り替えを急がなくてよいのは、以下のような場合です。
- 近日中に建物を取り壊す予定がある
- 色あせがごく軽く部分的に限定される
- 色あせ以外で特に気になる点がない
ただし、そのまま放置すると、色あせ以外の不具合が出ることもあるため、可能な限り早めの塗り替えがおすすめです。
5-2.外壁の塗り替えがおすすめの場合
以下のようなケースでは、外壁の塗り替えがおすすめです。
- 簡単な方法で建物の美観を高めたい
- 建物の賃貸や売却を有利に進めたい
- 前回の外壁塗装から10年程度経過している
外壁の塗り替えは部分的に行うこともできますが、美しく仕上げるには全体を塗り替えることがおすすめです。
5-3.外壁の塗り替えだけでは対応できない場合
外壁の色あせが見られる場合、以下のように塗り替えだけで対応できないケースもあります。
- 外壁材が寿命を迎えている
- 外壁材にひび割れや脱落が見られる
- 外壁から雨もりしている
上記のようなケースでは、外壁の塗り替えと同時に外壁材の補修や交換が必要になるでしょう。
6.外壁を塗り替えるときの注意点
外壁を塗り替えるときには、いくつか注意すべき点があります。
6-1.雨が少ない時期に塗り替える
外壁の塗り替えは、できるだけ雨が少ない時期に行いましょう。外壁の塗り替えは、湿気が大敵です。雨が降ってしまうと、下地材や塗料の乾燥不足につながり、仕上がりが低品質になる原因になります。業者によっては、工期を守るために、乾燥不足の状態でもそのまま工程を進めてしまうことがあるので注意が必要です。工期中すべての日が晴れるのは難しくても、なるべく雨が少ない時期を選ぶようにしてください。
6-2.工期に余裕を見ておく
外壁の塗り替えは、工期に余裕を見ておきましょう。外壁の塗り替えは、下地材や塗料を塗るたびに十分乾燥させる必要があるからです。特に、雨が多い時期に外壁の塗り替えを行う場合、当初の予定より相当遅れると考えてください。店舗のリニューアルオープンなど、特定の日に間に合わせたい場合は、長めの工期を設定して抜かりがないようにしましょう。
6-3.周囲の建物との調和も考える
周囲の建物との調和を考えることも、外壁を塗り替える際に必要です。特に、個性的な色で塗り替えたい場合は、気を付けてください。周囲の建物から浮いてしまって、クレームが付くことがあります。また、個性的な色は、色見本で見る印象と外壁に塗られた印象で大きく異なることがあるので注意しましょう。周囲の建物との調和を乱すだけでなく、仕上がりの満足度が低くなることがあります。
6-4.地域の景観条例を確認する
外壁を塗り替えるときは、地域の景観条例を確認しておきましょう。地域によっては、外壁に使用できる色が決まっている場合があります。特に、古い町並みや高級住宅街などで、厳しい景観条例がある地域は、自己判断で外壁を塗り替えるのは危険です。色によっては、塗り直しを要求されることもあるでしょう。
6-5.信頼できる業者に依頼する
信頼できる業者に依頼することも、外壁を塗り替えるときに重要なポイントです。実際に、外壁塗装の満足度は、業者によって大きく左右されます。特に避けたいのが、激安さだけを強調する業者に依頼してしまうことです。激安さだけを強調する業者は、総じて低品質な仕上がりであることが多く、十分な保証やアフターフォローも期待できません。結局塗り直すことになるのでは、かえって高く付いてしまうことにもなるでしょう。
7.外壁の塗り替えは藤ノ家がおすすめ
外壁の塗り替えは、評判のよい藤ノ家に依頼するのがおすすめです。
7-1.外壁の塗り替え実績が豊富
藤ノ家は、外壁の塗り替え実績が豊富にあります。そのため、外壁の色あせに関する相談にも、的確なアドバイスが期待できるのがメリットです。実際に、たくさんの事例を参考に、最もよい塗料や塗装方法を提案してもらえます。外壁の塗り替えは、頻繁に行うものではありません。外壁の塗り替えは、実績が豊富な藤ノ家に依頼するのが確実といえます。
7-2.高品質な仕上がりで定評がある
高品質な仕上がりで定評があるのも、藤ノ家の強みです。藤ノ家では、熟練した職人が多数在籍しており、丁寧な作業と高い技術力で高品質な仕上がりを提供しています。だからこそ、長年の実績と評判のよさにつながっているのです。外壁の塗り替えで満足度の高い仕上がりを手に入れるためにも、藤ノ家に依頼するとよいでしょう。
7-3.現場視察や見積もりは無料
藤ノ家では、現場視察や見積もりを無料で行っています。外壁の塗り替えは、塗装場所の状態や面積・塗料の種類・塗装方法などによって、費用が大きく異なるものです。そのため、正確なリフォーム費用を割り出すには、現場視察による見積もりが必要になります。藤ノ家では、丁寧な現場視察と見積もりが無料なので、気軽に依頼できるのがメリットです。
7-4.分かりやすくてリーズナブルな料金システム
分かりやすくてリーズナブルな料金システムがあることも、外壁の塗り替えを藤ノ家に依頼するのがおすすめの理由です。外壁の塗り替えは、一般的に塗装面積が広いほど高額になります。また、塗料の種類や塗装方法によっても異なるため、実際にいくらかかるのか分かりづらいものです。しかし、藤ノ家では、誰でも分かりやすい料金システムを確立しており、高品質な仕上がりで定評もあるので、不安を感じることがありません。
7-5.希望の工期に合わせてもらえる
希望の工期に合わせてもらえるのも、藤ノ家に外壁の塗り替えを依頼するメリットです。外壁の塗り替えは屋外での作業になるため、施工時期は問題ないと考える人もいるでしょう。しかし、いくら屋外での作業になるとはいえ、突発的に確認事項が発生することがあります。また、業者の作業内容を確認する意味でも、なるべく在宅が可能な日程を指定できるとベストです。藤ノ家では、あくまでも顧客の都合を優先した工期を設定しているので、助かります。
7-6.スタッフの感じがよく顧客からの評判も上々
藤ノ家は、スタッフの教育に力を入れているため、スタッフの言葉遣いや態度が丁寧で感じがよく、顧客からの評判も上々です。どんなに高い技術力を持ち仕上がりに定評がある業者であっても、スタッフの感じが悪ければ台無しになります。その点、実際に利用した人がスタッフの感じのよさに太鼓判を押している藤ノ家なら、抜かりがありません。
7-7.保証やアフターフォローが充実している
藤ノ家に外壁の塗り替えを依頼すると、手厚い保証やアフターフォローを受けることができます。外壁を塗り替えた後、美しい状態を長く維持するには、適切なメンテナンスが必要です。また、塗り替えして日にちが経過してから、気になる点が出てくる可能性もあるでしょう。藤ノ家では、外壁の塗り替えが完了した後でも、充実した保証やアフターフォローがあるので、安心して相談・対応してもらうことができます。
8.外壁の色あせに関するよくある質問
最後に、外壁の色あせに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.高価な塗料を使用すれば色あせしない?
A.高価な塗料であっても、色あせは起こります。確かに、中には色あせしにくいものもあるでしょう。とはいえ、美しい色を長く保てても、色あせを完全に予防することは不可能です。
Q.外壁の色あせも風合いの一つと考えればよいのでは?
A.確かに、色あせた外壁も、古びた風合いがすてきだと感じることもあるでしょう。しかし、色あせを放置するデメリットを考えると、必要に応じて塗り替えることがおすすめです。
Q.外壁塗装は何年ごとに塗り替えたほうがよい?
A.特に決まりはなく、塗料の種類によっても塗り替え時期は異なりますが、10~15年に1回程度塗り替えることがおすすめです。色あせが気にならなくても、そのほかの不具合が出ている可能性があります。
Q.外壁材をむき出しにしておけば色あせの心配がないのでは?
A.確かに、外壁塗装をしなければ塗装が色あせる心配はありません。しかし、外壁塗装は外壁材を紫外線や風雨・汚れなどから守る役割を持っています。外壁塗装をしない状態では、外壁材が早く劣化してしまうことでしょう。
Q.外壁塗装後にすぐ色あせてしまったのですが?
A.外壁塗装の直後に色あせてしまった場合は施工不良の可能性があるため、すぐに業者へ連絡して現場視察を依頼しましょう。明らかに業者の落ち度によるものであれば、無料でやり直してもらえます。
まとめ
今回は、外壁の色あせについて詳しく解説しました。外壁は、経年などの理由で塗装が劣化すると、色あせが起きることがあります。外壁が色あせた建物は、汚れて見える、築年数より古く見える、売却や賃貸で不利な条件になりやすいことなどがデメリットです。外壁の色あせを発見したら、できるだけ早めに塗り替えることをおすすめします。なお、外壁の塗り替えは、この記事を参考にして信頼できる業者によく相談して進めると間違いがありません。