外壁塗装の色選びで成功するコツは？ よくある失敗例も詳しく解説！
「外壁塗装の色選びで迷っているけど、どんなポイントで検討するとよいのだろう」「外壁塗装の色選びで失敗しないコツを知りたい」とお考えではありませんか？ 外壁塗装は建物の美観に大きく影響することから、適切な色選びが重要になります。実際の色選びで失敗しないためには、どんなポイントを押さえておくべきかなど、詳しく知ることが大切です。
そこで今回は、外壁塗装の色選びについて詳しく解説します。
- 外壁塗装の色選びが重要な理由は？
- 外壁塗装の色選びでよくある失敗
- 外壁塗装の色選びを成功させるポイント
- 外壁塗装の色選びでよくある質問
この記事を読むことで、外壁塗装の色選びで成功するポイントや注意点などがよく分かります。外壁塗装の色選びでお悩みの方は、記事を読んでみてください。
1．外壁塗装の色選びが重要な理由は？
最初に、外壁塗装の色選びがどうして重要か、主な理由を見ていきましょう。
1-1．建物の印象を大きく左右する
外壁塗装の色は、建物の印象を大きく左右します。外壁は面積が広く、印象に強く残るからです。そのため、外壁塗装の色選びを間違えると、理想の外観イメージからかけ離れてしまいます。ぼんやりとしたイメージで決めたり、単に流行の色だという理由などで適当に選んだりすると失敗しやすいので、注意が必要です。
1-2．やり直すのに費用と時間がかかる
外壁塗装の色選びが重要な理由として、外壁塗装をやり直すのに費用と時間がかかる点も挙げられます。外壁塗装は、30坪程度の家の場で1回数十万円以上の費用がかかるのが一般的です。また、外壁塗装を除去してやり直すことになれば、時間もかかります。時間や費用がかかることを考えると、簡単にやり直しできないでしょう。
1-3．建物の売却や賃貸に影響がある
外壁塗装の色選びは、建物の売却や賃貸にも影響を与えます。外壁塗装の色選びでセンスが悪いと、売却や賃貸に出したくてもなかなか引き合いがなかったり、引き合いがあっても相場より安い価格を提示されたりすることがあるので気を付けましょう。より有利な条件で売却したり賃貸に出したりしたいのなら、外壁塗装の色選びを慎重に行うべきです。
2．外壁塗装の色選びでよくある失敗
外壁塗装の色選びでよくある失敗を、主な事例と共にご紹介します。
2-1．カラーサンプルの色と印象が違った
外壁塗装の色選びでは、カラーサンプルの色と実際の色で印象が違ったという失敗がありがちです。業者との打ち合わせでカラーサンプルを見せてもらったAさんは、印象がよかった淡いクリーム色で外壁塗装を行うことに決めました。しかし、実際に仕上がった色はカラーサンプルの色よりずっと濃く見え、不満が残る結果になったのです。原因は、室内かつ小さなカラーサンプルを見ただけで色を決めたことでした。外壁塗装の色は、同じ色でも室内と屋外での印象が随分異なります。また、使用面積が大きくなるほど色自体の印象が強くなることも、覚えておくべきです。
2-2．屋根や玄関などの色と合わない
屋根や玄関などの色と合わないことも、外壁塗装の色選びでよくある失敗です。Bさんはシティモダンな外観の家にしたいと考え、ダークグレーの色で外壁塗装することにしました。しかし、実際に仕上がってみると、屋根や玄関の色とマッチせず微妙な印象になってしまったのです。外壁塗装だけで見ると大丈夫でも、屋根や玄関などの色と合わないと微妙な印象になります。個性的な配色と考えることもできますが、気になってしまう人も多いでしょう。
2-3．汚れや傷みが目立つ
外壁塗装の色選びを間違えたことで、外壁の汚れや傷みが目立つことがあります。真っ白な外壁塗装を希望したCさんは、完成直後の仕上がりの美しさに満足していました。しかし、大雨の後に外壁を見ると、雨だれや土ボコリなどが多数付着しており、掃除するのが大変で後悔することになったのです。外壁塗装の色によっては、完了した直後は汚れがなくて美しく見えても、徐々にさまざまな汚れが付着して建物の美観を損ねてしまうことがあります。また、外壁塗装の傷みが目立つこともあるでしょう。
2-4．周囲の建物から浮いてしまう
外壁塗装の色選びで失敗すると、周囲の建物から浮いてしまうことがあります。Dさんは家の外観をポップな雰囲気にしたいと考え、外壁塗装の色に黄色を指定しました。しかし、実際に仕上がった状態を見たとき、周囲の建物から自分の家だけが浮いていることに気づいたのです。離れた場所から見ても自分の家だと認識しやすい一方、家の前を歩く人が驚いた表情で家を眺めていくのを見るたびに、外壁塗装の色選びに失敗したと感じています。
2-5．自治体の景観ガイドラインに合わなかった
キレイな色で外壁塗装したいと以前から考えていたEさんは、鮮やかなピンクを選ぶことにしました。実際の仕上がりは高品質でとても満足していたのですが、後日、自治体からガイドラインに合わないのでやり直してほしいと依頼されたのです。実は、Eさんの家は閑静な住宅街にあり、景観ガイドラインによって外壁塗装の色が制限されていました。残念ながら鮮やかなピンクの外壁塗装は景観ガイドラインから外れてしまうため、Eさんは泣く泣くやり直すことになったのです。
3．外壁塗装の色選びを成功させるポイント
外壁塗装の色選びを成功させるためのポイントを、具体的に見ていきましょう。
3-1．なるべく多くの実例を見て検討する
外壁塗装の色選びで成功するには、なるべく多くの実例を見て検討することがおすすめです。業者からのカラーサンプルを見て気に入っても、実際に外壁塗装へ使われると、今一つしっくりこないことがあります。また、屋根や玄関などの色との相性もきちんと考えることが大切です。そのためにも、専門雑誌を読んだり業者に実例を見せてもらったりし、なるべく多くの実例を見て検討しましょう。
3-2．理想の仕上がりイメージを具体的に決めておく
外壁塗装の色を選ぶ前に、理想の仕上がりイメージを具体的に決めておくことがポイントです。外壁塗装の仕上がりイメージによって、適する色が大きく異なります。主な例は、以下をご覧ください。
- ナチュラル：白・ベージュ・ライトグレーなど
- クラシック：ダークブラウン・モスグリーンなど
- シティモダン：黒・ダークグレー・ダークブルーなど
- ファンシー：ライトピンク・ライトブルー・ライトイエロー・ライトグリーンなど
また、2色の塗料を組み合わせたバリエーションもおすすめです。より詳しくは、信頼できる業者に相談してみてください。
3-3．業者の意見にも耳を傾ける
外壁塗装の色選びで成功するためには、業者の意見にも耳を傾けましょう。信頼できる業者では、豊富な実例を元にプロの視点からアドバイスしてもらえます。場合によっては、自分が考えていた色と異なる色を提案してくることもあるでしょう。まずは、どんな理由で色を選んだのかを聞いてみてください。色選びの理由によっては、積極的に検討するとよいでしょう。
3-4．不明な点をそのままにしない
業者との打ち合わせなどで不明な点があるときは、そのままにしてはいけません。たとえば、業者が何気なく発した専門用語が分からない、色指定が間違っている可能性がある、といった場合です。大丈夫だろうと勝手に判断してそのままにすると、後日大きなトラブルに発展することがあります。小さなことであっても、不明な点があったらその場で業者に質問し、解決しておきましょう。
4．外壁塗装の色選びでよくある質問
最後に、外壁塗装の色選びに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q．外壁塗装で前回と同じ色を指定するときの注意点は？
A．同じ色を指定しても、塗料のメーカーや種類が異なると、まったく同じ印象に仕上げるのは難しいことがあります。また、同じメーカー・種類・色でも、生産ロットが変わると、色の印象が異なることがあるので注意してください。
Q．濃色を選べば汚れが目立たない？
A．濃色は、白っぽい汚れが目立つことがあります。汚れが目立ないことを重視するなら、薄いグレーなども検討してみてください。
Q．個人経営の美容室向けにおすすめの外壁塗装の色は？
A．まずは、美容室のメインターゲット層を確認してください。女性がメインなら、白やベージュなどの明るくて親しみやすい色がおすすめです。男性がメインなら、ダークブラウンや黒などもよいでしょう。また、理想の色を選ぶためには、人気の美容室でどんな色が外壁塗装に使用されているか、調べてみるのもおすすめです。
Q．外壁塗装はどんな業者に依頼すべきか？
A．以下のポイントを満たす業者に依頼すると、何かと安心です。
- 外壁塗装の実績が豊富にある
- 丁寧な作業や高品質な仕上がりで定評がある
- 現場視察や見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 希望の工期で依頼できる
- スタッフが親切で顧客からの評判もよい
- 保証やアフターフォローが手厚い
なお、当藤ノ家でも、外壁塗装を数多くお受けしています。まずは、何なりとお気軽にご相談ください。
Q．外壁塗装の途中で色を変更してもらうことはできる？
A．本当に変更する必要があるのなら、早めに業者へ連絡してください。なお、依頼者都合の変更となるため、塗料代などを新たに自己負担することになるでしょう。
まとめ
今回は、外壁塗装の色選びについて詳しく解説しました。外壁塗装は、色選びによって建物の印象を大きく左右します。外壁塗装の色選びで成功するには、信頼できる業者によく相談して決めることがポイントです。当藤ノ家でも、外壁塗装を数多くお受けし、ご好評をいただいています。外壁塗装の色選びに関しても、経験豊富なスタッフが親身になってお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
