水まわりのリフォームで押さえておきたいポイントと注意点を解説!
水まわりのリフォームを成功させるためには、ポイントや注意点などを押さえておかなければなりません。しかし、どのようなところを注意すればいいのか、何からすればいいのか分からずに悩んでいる方は多いでしょう。
また、リフォーム業者選びによっても仕上がりが左右されるため、慎重に選ぶ必要があります。
本記事では、水まわりのリフォームで押さえておきたいポイントなどを詳しく説明しましょう。
- 水まわりのリフォームにはどんな種類があるのか?
- 水まわりリフォームの最適な時期は?
- 水まわりのリフォーム費用を抑えるコツ
- 水まわりリフォームの注意点
- 水まわりのリフォームに関してよくある質問
この記事を読むことで、水まわりリフォームの費用を抑えるコツや注意点なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.水まわりのリフォームにはどんな種類があるのか?
まずは、水まわりリフォームの種類と事例をチェックしておきましょう。
1-1.キッチン
キッチンのリフォームとしては、システムキッチンを交換したり、キッチンの形式を変更したりするなどさまざまな種類があります。フルリフォームをする場合は、新しいシステムキッチンに交換するケースが多めです。部分的なリフォームをする場合は、ガスコンロをIHにしたり、収納スペースを増やしたりするなどがあります。素材や設備によって費用が異なるため、何のためにリフォームをするのか目的を明確にすることが大切です。
1-2.浴室
浴室のリフォーム方法は、ユニットバスに交換したり、在来浴室からユニットバスへ変更したりするなどの方法があります。部分的なリフォームはもちろん、浴室の交換や位置を移動するなど大がかりなリフォームも可能です。浴室を移動する場合は配管工事も必要になるため、大がかりなリフォームとなります。また、最近は高齢者向けに段差をなくしたり、手すりをつけたりするなどバリアフリーリフォームも人気です。
1-3.洗面台
古くなった洗面台を交換したり、洗面所全体を新しくしたり、洗面台の位置を移動したりするなど方法はさまざまです。洗面台を丸ごと交換するだけでも、機能性が抜群にアップします。洗面所は身だしなみを整える場所でもあるため、薄型のLED照明に変更するなどのリフォームも可能です。要望に合わせたリフォームができるでしょう。
1-4.トイレ
トイレのリフォームで多いのは、内装の張り替えや便器の交換です。便器が古くなると使いづらくなり、悪臭もこもりやすくなる傾向があります。新しい便器に交換することで、トイレ空間が快適になるでしょう。そのほか、和式トイレから洋式トイレに交換したり、段差部分をなくしたり、温水洗浄便座を取りつけたりするなどの方法もあります。
2.水まわりリフォームの最適な時期は?
ここでは、水まわりリフォームの最適な時期を解説します。
2-1.10~20年に一度の周期で
水まわりのリフォームは、10~20年に一度のタイミングが最適だといわれています。水まわりは日常生活で必要不可欠であり、だいたいの設備が10~20年で寿命を迎えるからです。20年以上メンテナンスをしていなくとも、目に見えない場所で劣化している可能性があります。劣化を放置すればするほどどんどん悪化するので、リフォーム時に修繕費が高額になってしまうでしょう。リフォーム費用を最小限に抑えるためにも、10~20年に一度のメンテナンスを心がけてください。
2-2.ライフスタイルの変化
ライフスタイルが変わったタイミングで、水まわりのリフォームを検討するのもタイミングの1つです。たとえば、子どもができて家族が増えたり、一緒に生活している両親が高齢になったりした場合、バリアフリーの対応など工夫が必要となります。ライフスタイルの変化で水まわりに不便を感じた際は、リフォームを検討してみてください。ライフスタイルに合わせてリフォーム方法を考えるといいでしょう。
2-3.劣化症状も要チェック!
最適なタイミングで水まわりをリフォームするために、劣化症状もチェックしておきたいポイントです。キッチン・浴室・洗面台・トイレそれぞれの劣化症状を下記にピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
キッチン
- 排水口が詰まりやすい
- レンジフードから異音がする
- 水漏れが発生している
- 使い勝手が悪い
- 天板の汚れや傷が目立つようになった
- シンクのサビがひどい
浴室
- コーキング部分が劣化している
- カビやサビが除去できない
- 排水口から悪臭がする
- 浴槽・壁・床が劣化している
- 換気扇の効きが悪い
洗面台
- 鏡が損傷している
- 水漏れが起きている
- 排水口が詰まっている
- 収納スペースが損傷している
- ひび割れが起きている
トイレ
- 便器や温水洗浄便座が故障している
- 水漏れや詰まりなどのトラブルが頻繁に起きる
- 汚れがこびりつきやすくなった
- 使いにくさや不便さを感じる
3.水まわりのリフォーム費用を抑えるコツ
ここでは、水まわりのリフォーム費用を抑えるコツについて詳しく説明します。
3-1.早めに補修する
劣化症状が起きている場合、早めに補修することが費用を抑えるコツです。前述したように、劣化を放置すればするほど、補修費用が高額になります。いち早く対応しておけば安く済んだリフォームでも、対応が遅れるほど作業範囲が広くなったり工程が増えたりするのでリフォーム費用が高くなりがちです。水まわり設備に劣化が見られたり、使いづらさを感じたりした際は、早めにリフォームを検討したほうがいいでしょう。
3-2.リフォームの目的を明確にする
水まわりのリフォーム費用を抑えるコツとして、リフォームの目的を明確にすることも大切なポイントです。水まわりの設備は、ピンからキリまでグレードが用意されています。設備のグレードが上がるほど費用が高額になり、グレードが低くなるほど安くなるでしょう。費用を抑えるためにグレードが低い設備を選びがちですが、早めに劣化したり不具合が起きたりする可能性もあります。何のためにリフォームをするのか目的を明確にしておけば、予算内で理想のリフォームができるでしょう。
3-3.補助金・助成金を活用する
水まわりのリフォームを抑えるために、補助金・助成金を活用するのも方法の1つです。リフォーム内容がバリアフリーや省エネ化の場合、多くの自治体で補助金や助成金が利用できるでしょう。補助金・助成金の内容は自治体によって異なるため、お住まいの地域でどのような補助金・助成金が利用できるのかホームページ等をチェックしてみてください。また、補助金や助成金を受け取るためには事前申請や書類作成などが必要となります。
3-4.実績のあるリフォーム業者に依頼する
リフォーム工事の実績がある業者に依頼するのも、リフォーム費用を抑えるコツです。さまざまなリフォームを手がけている業者は、依頼者の要望に合わせた適切なプランを提案してくれます。特に、相談から工事まで一貫して対応できるリフォーム業者は、大手リフォーム業者が下請け業者へ依頼する際に発生する中間マージンがありません。そのため、リフォーム費用を最小限に抑えることができます。リフォーム業者の選び方しだいでも費用を安く抑えることができるので、業者選びは慎重に行ってください。
4.水まわりリフォームの注意点
ここでは、水まわりリフォームの注意点を解説します。
4-1.リフォーム業者任せにしない
自分では分からないからと、リフォームのすべてを業者任せにするのはNGです。リフォーム業者にすべてを任せた結果、最初の見積書よりも高額になった・必要ないところまでリフォームをしてしまったなどのトラブルになる恐れがあります。リフォーム業者とのトラブルが相次いでいるため、しっかりと自分の目で見積書や契約書などを確認しなければなりません。分からないことがあれば、リフォーム業者の担当者やスタッフに尋ねましょう。
4-2.動線を考える
水まわりのリフォームプランを検討する際は、動線をしっかりと考えなければなりません。どれだけ素晴らしい設備を導入したとしても、動線がごちゃごちゃしてしまえば使いづらさを感じることになります。設備のグレードや素材だけでなく、動線を踏まえた上でリフォームプランを考えることが大切です。動線をしっかりと考えることで、水まわりが快適な空間になるでしょう。
4-3.リフォーム費用の相場を把握しておく
悪徳業者は、相場よりも高額なリフォーム費用を請求する恐れがあるので注意しなければなりません。悪徳業者とのトラブルを未然に防ぐためにも、水まわりリフォームの費用相場を把握しておくことが大切です。リフォーム方法によって費用は異なりますが、水まわりリフォームの費用相場は下記を参考にしてください。
- システムキッチン本体の交換:約50万~100万円
- キッチンの交換と位置移動:約100万~200万円
- ユニットバス全体の交換:約60万~120万円
- 在来工法からユニットバスへの変更:約65万~150万円
- 洗面台本体の交換:約10万~25万円
- 洗面台の壁・床の張り替え:約4万~5万円
- トイレ本体の交換:約10万~25万円
- 和式トイレを洋式トイレに交換:約15万~60万円
4-4.リフォーム業者選びのポイント
水まわりリフォームをスムーズに終わらせるためには、業者選びも注意しておきたいポイントです。リフォーム業者選びで悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。
- 水まわりリフォームに長(た)けているか
- 幅広いフォームに対応しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- どのような質問にも分かりやすく説明してくれるか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 口コミや評判がいいか
4-5.水まわりのリフォームから藤ノ家へ
どのリフォーム業者に依頼すべきか迷っている方は、ぜひ藤ノ家へご依頼ください。藤ノ家では、部分リフォームからトータルリフォームまで幅広く対応しています。相談から施工・アフターフォローまで自社で一貫して対応しているため、大手リフォーム業者よりも2~3割安い費用でリフォームが可能です。できるだけ費用を抑えたい・最適なプランでリフォームしたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。
5.水まわりのリフォームに関してよくある質問
水まわりのリフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.水まわりリフォームはまとめて実施したほうがいいのか?
A.リフォーム費用を抑えたい方は、水まわりのリフォームをまとめて実施したほうがお得になる可能性があります。水まわりの設備は同じタイミングでリフォーム時期が訪れるため、トイレ・浴室・キッチン・洗面所とまとめてのリフォームを検討してみてください。1箇所ずつリフォームするよりもまとめることで手間と時間も省けます。
Q.マンションで水まわりリフォームをする際の注意点は?
A.マンションの場合、リフォームに関する規約が決まっているので、事前に契約書をチェックしておかなければなりません。どこからどこまでリフォームできるのか、入念に確認しておきましょう。また、リフォームをする前に、管理会社や大家へ連絡してください。きちんと連絡しておかなければ、後でトラブルになる恐れがあるので要注意です。
Q.設備やリフォームプランを決める際の注意点は?
A.カタログの写真や説明だけで決めないことです。カタログでは、実際の質感がイメージと違っていたり、使い勝手や触ったときの感覚が読み取れなかったりする恐れがあります。カタログで気になる設備を見つけた際は、ショールームを見学するなどして実物をチェックしておきましょう。
Q.見積書のチェックポイントは?
A.どのような作業や設備にいくらかかるのか、内訳を入念に確認することです。たとえば、キッチンシステムを交換する場合、新しいキッチンシステムの購入費や配管・内装工事の費用など、具体的な内容が見積書に記載されています。見積書が「工事一式」になっている場合は悪徳業者の可能性があるので要注意です。
Q.リフォーム業者へ依頼する際に気をつけるべきことは?
A.要望をしっかりと聞いてくれるか、要望に合ったプランを提案してくれるかに注目することです。悪徳業者はすぐに契約を取ろうとするところがあるため、説明を省く傾向があります。いい加減な対応や具体的なプランを提案してこないリフォーム業者には注意してください。
まとめ
水まわりのリフォームは、キッチンシステムや洗面台の交換・和風トイレから洋式トイレへの交換などさまざまな方法があります。まずは、何のためにリフォームをするのか目的を明確にし、優先順位を決めることが大切です。また、水まわりリフォームを成功させるためには、リフォーム業者選びも押さえておきたいポイントとなります。部分リフォームからトータルリフォームまで行っている藤ノ家では、無料相談を受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせください。