二世帯住宅へのリフォームで利用できる補助金や、成功の秘訣などを解説!

「二世帯住宅へのリフォームはどのようなメリットがあるのか」「利用できる補助金はあるのか」など、二世帯住宅へのリフォームで悩んでいる方は多いでしょう。二世帯住宅は家族の絆を深めながら、それぞれの世帯のプライバシーも確保できるため、現代の家族のニーズに応えることができます。ただし、リフォームを成功させるには、二世帯住宅ならではのポイントを押さえることが重要です。この記事では、二世帯住宅化のメリットや成功させるコツなどを解説します。

  1. 二世帯住宅リフォームのメリット
  2. 藤ノ家の二世帯住宅リフォームサービス
  3. 二世帯住宅リフォームで利用可能な補助金情報
  4. 二世帯住宅へのリフォームを成功させるコツ
  5. 二世帯住宅へのリフォームに関してよくある質問

この記事を読むことで、二世帯住宅リフォームで利用できる補助金なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.二世帯住宅リフォームのメリット

最初に、二世帯住宅リフォームのメリットをチェックしましょう。

改修費用や住宅費の削減

二世帯住宅へのリフォームは、改修費用や住宅費の削減につながります。家賃・住宅ローン・光熱費などの生活費を家族で共有できるため、別々に家を所有するよりも経済的な負担が軽減できるでしょう。1つの住宅を複数の世帯で共有する二世帯住宅は、建物全体のリフォーム費用も抑えられるというメリットがあります。リフォームやメンテナンスが必要になったタイミングでも、親世帯と子世帯で費用の分担が可能です。

介護・子育てのサポートや助け合い

介護や子育てなど、日々の生活で助け合うことができるのも二世帯住宅のメリットです。たとえば、仕事や病気などで子育てが難しくなった場合、親世帯に子どもの世話を頼むことができます。特に、働き盛りの若い世代にとっては、親がサポートしてくれるのはとてもありがたいことです。日常生活のサポートはもちろんのこと、二世帯住宅であれば緊急時の対応もスムーズになります。

プライバシーが確保できる

二世帯住宅へリフォームすることで、それぞれのプライバシーが確保できるというメリットもあります。キッチン・お風呂・トイレ・玄関などをそれぞれの世帯で分けることができるため、プライバシーを保ちながら同居できるのは二世帯住宅の大きなメリットです。なお、二世帯住宅には、以下の3種類があります。

  • 完全同居タイプ:基本的な生活空間を共有するタイプ。プライバシーが少ない反面、助け合いがしやすい
  • 完全分離タイプ:世帯ごとに生活空間を完全に分離するタイプ。各世帯が自分たちの生活スタイルに合わせてカスタマイズできる
  • 一部同居タイプ:キッチンなど一部の設備を別々に設けるタイプ。共有スペースを利用しながら、プライベートなスペースは分けることができる

家族の絆が深められる

二世帯住宅へのリフォームは、家族の絆が深められるというメリットもあります。親世帯と子世帯が近くに住むことになるため、日常的なコミュニケーションが自然増加するでしょう。家族間の交流がスムーズになり、助け合いの機会も増えるので家族の絆が深まります。何かあれば素直に助けを求めたり、本音で語り合ったりすることで一体感も高まるでしょう。

2.藤ノ家の二世帯住宅リフォームサービス

ここでは、藤ノ家の二世帯住宅リフォームサービスを紹介します。

オリジナルのベストプランを提案

藤ノ家では、お客様の要望に合わせたベストプランの提案が可能です。お客様によってリフォームに対する要望は異なるため、しっかりとヒアリングを行った上でベストプランを提案しています。二世帯住宅へのリフォームにおいても、それぞれの世帯で要望が異なるはずです。各世帯の生活スタイルに合わせたカスタマイズができるのは、藤ノ家の特徴といえます。

他社より2~3割安い低コストリフォーム

「二世帯住宅へのリフォーム費用は高額になるのでは?」と不安を感じている方は多いでしょう。希望や要件によっては高額になる可能性がありますが、藤ノ家では他社より2~3割安い低コストリフォームが可能です。地元・静岡市のお客様との長いお付き合いを大事にしているので、間に入る業者の諸経費や人件費など費用を上乗せして請求することはありません。料金体系が明確になっているので、安心してご依頼いただけます。

小さなリフォームからトータルリフォームまで対応可能

藤ノ家では、小さなリフォームからトータルリフォームまで対応可能です。二世帯住宅へのリフォームを行っている業者の中には、小さなリフォームには対応していないところがあります。その理由としては、利益率が低いからです。藤ノ家は収納棚の造作からトイレなどの小さなリフォームにも対応しているため、他社で断られた内容でもぜひ一度お問い合わせください。

自然素材のエコリフォームが得意

藤ノ家は、くつろぎと安らぎを与えてくれる自然素材のエコリフォームを得意としています。自然素材はメンテナンスが大変だと思われがちですが、月日とともに変化する味わいを楽しめるのが大きなメリットです。金額にできないかちを加えていく自然素材は、5~10年後も心地よく暮らすことができます。

3.二世帯住宅リフォームで利用可能な補助金情報

ここでは、二世帯住宅リフォームで利用可能な補助金を紹介します。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、国土交通省が推進している補助金制度です。地球にやさしく、快適に生活できる住宅へリフォームすることで補助金が受けられます。そのため、補助対象となるのは、住宅の性能向上リフォーム工事や複数世帯が同居しやすい住宅にするための工事などです。たとえば、以下のような工事内容となります。

  • 省エネルギー対策(断熱サッシ・高効率給湯器への交換など)
  • 耐震性の向上(耐力壁の増設・屋根の軽量化など)
  • バリアフリー改修工事(手すりの設置など)
  • 高齢期に備えた住まいへの改修工事(玄関スペースの拡大など)

なお、長期優良住宅化リフォーム推進事業における補助金額は、最大200万円です。一定の条件さえ満たせば利用できる補助金なので、二世帯住宅へのリフォームを検討中の方はぜひチェックしてください。

地域型住宅グリーン化事業

地域型住宅グリーン化事業は、国土交通省が推進している住宅政策の1つです。国土交通省に採択を受けたリフォーム業者へ依頼し、補助金申請も併せてしてもらう必要があります。なお、補助金を受けるには、下記のいずれかに当てはまることが必須です。

  • 長寿命型:最大110万円まで
  • ゼロ・エネルギー住宅型(認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅):最大145万円まで
  • 高度省エネ型:最大70万円まで

令和5年度の募集はすでに終わっているため、令和6年度の情報をチェックしておいたほうがいいでしょう。

多世代同居推進のための助成金

二世帯住宅へのリフォームで利用できる補助金は、国から出ているものだけではありません。自治体の中には、多世代同居推進のための助成金を出しているところがあります。たとえば、高齢者の1人暮らしが増加している秋田市では、孤独死を防ぐために、多世帯同居推進事業として住宅改修にかかる費用の補助を行っているようです。既存の住宅を増改築またはリフォームする方などを対象に、最大50万~100万円までの補助金が受給できる制度となっています。お住まいの地域で利用できる補助金制度がないか、自治体のホームページでチェックしてみてください。

4.二世帯住宅へのリフォームを成功させるコツ

ここでは、二世帯住宅へのリフォームを成功させるコツを紹介します。

世帯ごとのニーズと生活スタイルを明確にする

まずは、世帯ごとのニーズと生活スタイルを明確にすることが大切なポイントとなります。二世帯住宅へのリフォームでよくある失敗が、役割分担がいつの間にかストレスになっていたり、朝の時間に混雑する場所があったりするというケースです。各世帯で望む生活スタイルや必要な設備などについてしっかりと話し合い、業者側と入念に打ち合わせを重ねる必要があります。

共有スペースとプライバシーのバランスを意識する

二世帯住宅は各世帯のプライバシーが守られるというメリットがありますが、設計を誤るとプライバシーが確保できなくなるので注意が必要です。二世帯住宅へのリフォームを成功させるには、共有スペースとプライバシーのバランスを意識することがポイントとなります。各世帯のプライバシーを保ちながらも、家族全員が快適に使える共有スペースを意識するといいでしょう。プライバシーと共有スペースのバランスを取ることができれば、各世帯が独立性を確立させながらも、ほどよい交流ができるようになります。

将来的なライフプランを考慮する

リフォームの目的を明確にするのはもちろん、将来的なライフプランを考慮することも二世帯住宅へのリフォームを成功させるコツです。現在の家族構成だけでなく、将来的なライフスタイルの変化を見越した上でプランを練りましょう。子どもの成長や親の介護など、将来的なライフプランを考慮した設計が実行できれば、長期的に長く住み続けられる環境となります。また、リフォーム後もメンテナンスがしやすい素材や設計を意識することも大切です。

工事中は進行状況を管理する

二世帯住宅へのリフォームを進めている最中は、しっかりと工事の進行状況をチェックすることも大切なポイントです。進行状況を定期的に確認し、気になる箇所や問題点を見つけた際にはすぐに業者側と確認を取り合いましょう。異変が起きた際は早急に対処することが、リフォームを成功させるコツでもあります。工事が計画どおりに進んでいるか、施工内容に変更はないかをチェックしてください。

5.二世帯住宅へのリフォームに関してよくある質問

二世帯住宅へのリフォームに関する質問を5つピックアップしました。

Q.デメリットはあるのか?
A.あります。二世帯住宅へのリフォームにおけるデメリットは、異なる世帯が一緒に生活することで価値観の違いからストレスを感じてしまうことです。生活習慣などに違いがあるのは当たり前ですが、一緒に生活するとなれば意見の相違や衝突が生じやすくなります。ストレスを感じてしまわないように、事前に話し合いを行い、プライバシーを尊重した設計を心がけたりすることが重要です。

Q.二世帯住宅リフォームの費用はどのくらいかかるのか?
A.二世帯住宅の種類や設備・素材のグレードなどによって異なります。大まかな費用としては、完全共有型タイプが約300万円、完全分離型タイプが約2,000万円、部分共有型タイプが約1,000~1,500万円です。予算が決まっている場合は、その旨をリフォーム業者へ伝えておくといいでしょう。

Q.補助金を利用する際の注意点は?
A.補助金を受け取るには、条件をクリアする必要があります。補助制度の対象工事や対象世帯などが決まっているため、事前の確認が必要です。また、申請方法も補助制度の種類によって異なります。一般的に、リフォーム業者が補助金申請を行うケースが多いのですが、必要な書類を用意するのは自分たちです。事前に、どのような書類が必要になるか、どのタイミングで申請を行うのかをチェックしておきましょう。

Q.補助金はほかの補助制度と併用できるのか?
A.併用できるケースとできないケースがあります。たとえば、国から出ている補助制度と多世代同居推進のための助成金は併用できません。複数の補助制度や助成金の利用を検討している方は、併用できるかをチェックしてください。

Q.既存の間取りでも二世帯住宅に改修できるか?
A.可能ですが、もとの間取りや建物の構造によっては難しい可能性があります。たとえば、建物の基礎構造や耐震性に大きな影響を与える恐れがあるケースです。また、お風呂などの水まわりをリフォームする場合、既存の配管や電気配線の移動が必要になることもあります。配管や電気の配置変更は大がかりな工事になるため、費用が高額になりがちです。

まとめ

いかがでしたか? 二世帯住宅へのリフォームは、各世帯のプライバシーを尊重しながら家族との絆を深められるというメリットがあります。日常生活や緊急事にも助け合うことができるため、精神的かつ肉体的な負担も軽減できるでしょう。ただし、二世帯住宅へのリフォームがストレスになる恐れもあるので、事前の入念な打ち合わせが重要です。部分的なリフォームからトータルリフォームまで行っている藤ノ家では、無料相談を受け付けています。二世帯住宅へのリフォームでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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